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他人事 (集英社文庫)

他人事 (集英社文庫)

他人事 (集英社文庫)

作家
平山夢明
出版社
集英社
発売日
2010-08-20
ISBN
9784087466041
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他人事 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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W-G

オチも何も無いのに何故か面白い作品ばかり。『仔猫と天然ガス』『人間失格』辺りは本当に何も考えずに書いたとしか思えないのに、インパクト大で心に刻まれる。『倅解体』『たったひとくちで』のヒンヤリする怖さも良い。全体的に、ヒネリが一切なく、結末の予想が簡単につくものや、何度も言ってしまうがオチの無いものばかり。その分、剥き出しの平山ワールドが矢継ぎ早に繰り出され、野趣に溢れており嫌いではない。タイトルが意味深なのか見当外れなのか良く分からない作品『おふくろと歯車』『ダーウィンと~』誰か解説して欲しい。

2017/01/17

おしゃべりメガネ

いや、なかなか思ってた通り?へヴィな一冊でした。グロテスクな描写させたら無双な平山さんの14からなる短編集です。ショートショートな構成なので1話のボリュームが少なく読みやすいのですが、そのボリュームとは裏腹にかなりガツンときます。読めば読むほど平山さんの世界観にハマっていくのがわかります。1番キツかったのは『定年忌』で、コレは読み終わってもしばらく寒気がぬけなかったです。表題作のハラハラ感も最近味わったコトのないレベルで、つかみからバッチリでした。日常の読書にはない、刺激をお求めの方はぜひオススメします。

2020/03/11

ゴンゾウ

人間の残酷、不条理、無慈悲が全て盛り込まれた短編集。普通なら救いがありそうな結末もそんなことはない。奈落の底に突き落とされる。だが軽快なストーリーなのか不思議に嫌悪感はない。ホラー小説を読んでいるというよりはRPGをやっている感覚に近い。こんな感覚に慣れてしまうことの方が恐怖を感じる。 【ナツイチ 2019】

2019/09/11

ゆのん

14編から成る短編集。最近、平和(?)な内容の本ばかり読んでいたせいかガツンときた。グロいし血や肉片などの登場が多いしで食事しながらの読書は辛い。1編目で「うわー」となった。「えっ?」ってなる程のひとでなしが登場するも重さは感じずむしろ軽い感じなのが嫌悪感を増幅させる。それでも読んでしまう、読まされてしまうのが平山夢明の凄い所。215

2019/07/08

モルク

「ミサイルマン」を読む前にちょっと手にとった一冊。グロく暴力的な短編14からなる。刺激が強すぎてチクチクする。でもやめられない。2019のナツイチの一冊にあげられているが、こんな読み手を選ぶ作品を取り上げたのってめずらしい。私的には好みだったけど…。嫌悪感が増大し、理不尽さが渦巻く。こういうのって結構癖になる。車の転落事故で瀕死になっている時に現れた無慈悲な男を描く表題作「他人事」、娘を誘拐されそして食べたシチューの中身は…の「たったひとくちで」が好き。さあこれで「ミサイルマン」いけるな。

2019/08/14

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