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短編復活 (集英社文庫)

短編復活 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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AICHAN

図書館本。創刊15周年を記念に「小説すばる」に掲載された短編の中から秀作16編を精選したもの。16編は赤川次郎、浅田次郎、綾辻行人、北方謙三、伊集院静、椎名誠、篠田節子、志水辰夫、清水義範、高橋克彦、坂東眞砂子、東野圭吾、宮部みゆき、群ようこ、山本文緒、唯川恵の各傑作短編。最近、長編ものを多く読んできたので、ときには軽く短編ものをということでチョイス。豪華な出演陣による豪華アラカルトだった。堪能した。こういうアンソロジーは他にもあっていい。東野圭吾の『超たぬき理論』がバカくさくて一番面白かった。

2018/05/20

ゴンゾウ@新潮部

文春文庫の短編集だけあって直木賞作家の作品が多く収められている。宮部みゆきさん以外の作品は初読だった。どの作品も作者の特徴が出ていて読み応えあり。【ナツイチ 2017】

2018/05/18

佐々陽太朗(K.Tsubota)

なんと言っても浅田次郎「角筈にて」が良い。読むのはこれが三度目だが、やはり泣いた。バスの中だったが泣いた。志水辰夫「プレーオフ」は軽妙な作品で意外だった。肩すかしを食らった感じ。東野圭吾「超たぬき理論」も意外。愉快な作品で大笑いした。逆に伊集院静「蛍ぶくろ」、北方謙三「岩」、山本文緒「いるか療法」はそれぞれの持ち味たっぷりだ。綾辻行人「特別料理」は反則技だ。私はこの短編を決して忘れることが出来ないだろう。あああぁあ〃〃おぞましいっ! 他はあえて評さず。

2013/04/12

stobe1904

【名手たちによる短編集】『短編工場』はどちらかといえばミステリー寄りだったが、この作品集はミステリー、ホラー、奇妙なテイスト、時代物、ユーモア、幻想的なもの、などバラエティに富んだ短編から構成されている。普段は読まない作家との出会いもこのような短編集の楽しみのひとつだが、加えて万華鏡のような色々なテイストな作品たちも味わい深かった。★★★★☆

2020/09/27

あつひめ

久々にアンソロジーを読んだ。見知った作家さんの方が多かった中で、今回の初読みは北方謙三さんでした。ハードボイルドの印象があったので、なかなか食指が動くことがなかった、プロフで児童書を書いていることを知りちょっと印象が変わったかも。今回も名作家揃いでフルコースを堪能した感じだが、どれもメインのようなうまさがあり・・・。回想電車は再読ながらやはり心を動かされた。特別料理、盛夏の毒は、他の作品とは趣向の違う好き嫌いの激しくなりそうな品でもあった。

2013/01/11

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