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天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)

天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)

天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)

作家
浅田次郎
出版社
集英社
発売日
2005-06-17
ISBN
9784087478266
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天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

銭金が大事だと云ってもせいぜい命の次だろう。男にゃ命より大事なものがある。いやさ女だって同じだ。通さずばならねえ筋さえ通して生きりゃあ、男は男、女は女だ。最近私は困ったときには心の中でこの言葉を何度も呟くことにしている。「俺は男だ。俺は男だ。俺は・・・」

2015/11/15

レアル

3巻目。男の色気をビシビシと感じる巻。今まで読んだシリーズよりも一番好きな巻だと思えるのは私が男っぽいからかしら?それでもおこんさんの方が遙かにかっこ良いが。。登場人物の生き方がとても素敵なこのシリーズ。残り1巻、大切に味わいながら読みたい。そして…今年最後のレビューとなりました。読友の皆様には拙いレビューを読んで頂き、またコメント頂きありがとうございました。皆様、良いお年をお迎え下さいませ。

2013/12/29

いこ

このシリーズは面白すぎて、どんどん読んでしまうのが勿体ない。それで、間に別の本を挟みながらボチボチ読んでいる。そして、感想にも困っている。1巻の感想にも2巻の感想にも「粋でいなせな姐御、兄貴たちが格好いい」と書いてしまった。困ったことに、この3巻もみんな揃って格好いいのだ。素敵なのだ。しかも、どんどんその素敵な女っぷり、男っぷりが上がっているような気がする。あぁ、ネタバレ書きたい位!この巻の解説は、テレビドラマで松蔵を演じた十八代目中村勘三郎さんで、この解説も必読である。こちらも実に粋な解説なのである。

2024/02/24

たいぱぱ

シリーズ3作目にしてまだ泣かせてくれる。いやむしろ一番泣いたかもしれない。「大楠公の太刀」「道化の恋文」「銀次蔭盃」にはボロボロにやられた。栄治兄ぃ、安吉親分、銀次親分、森鴎外、チャーリーハナ。身分も性格も違うがみんな本物の漢だ。おこん姐さんが夢二に切った啖呵、そして小龍の最後の切り口上は女の中の女。カッコ良過ぎて泣けてくるよ。彼らの彼女らの粋な漢っぷりを人生の一度でいいから自分も発揮したい。初めて読んだ『壬生義士伝』から、浅田さんはどんだけ俺の体内の水分を失くせば気が済むのか?もっと泣かせてもらいます!

2020/08/09

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️感動して泣いてるのかって?イヤァちげぇよ眼に塵がチョイと入ったって言っただろが。莫迦を言っちゃいけない目に一丁字も無いおいらがこんな物はなから解るわきゃねえだろ。自分の名前もろくに書けねぇってのに。

2014/12/08

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