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中村屋三代記 小日向の家 (集英社文庫)

中村屋三代記 小日向の家 (集英社文庫)

中村屋三代記 小日向の家 (集英社文庫)

作家
中村勘九郎
出版社
集英社
発売日
1998-12-15
ISBN
9784087488920
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中村屋三代記 小日向の家 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

この本を拝読して、教育テレビで放映された先日の追悼番組でなぜ「髪結新三」が選ばれたかわかった。途中ひどく泣いてしまった。いまだに亡くなったことを信じたくない。

2012/12/31

みちゃこ@灯れ松明の火

18代中村勘三郎が「自分が70代になって息子達と演じ…」というくだりがとても悲しかった。いろんな方が中村屋に関わっていて…その一つ一つがいとおしく思えてなりません。18代がいなくなっても私は中村屋を贔屓にしていきます。

2013/06/29

sawa

☆☆☆☆ 再読。インタビュアーの質問部分がなく、一人語りのようになっていたり、先代勘三郎、当時勘九郎の芸談が挿入されていたりという構成がいい。波野久里子の奔放ぶりが凄すぎて怖い。勘太郎と七之助が先代のことを「じじんちゃま」と(今でも)呼ぶのがとってもかわいい。

2010/11/19

wearex

中村屋を取り巻く人々の語りを通して、イキイキと蘇る遠い日々。私はカンクシチ世代なのでどうしても二人を応援せずにはいられない、気になる存在。お父様の歌舞伎を観る機会は無かったけれど、読後思わず、さようなら歌舞伎座公演のDVDをポチり。お父様の素晴らしさを知りつつ、二人を応援していきたい。

2015/02/06

絶間之助

最近、「平成の藝談」を読んだり、NHKのファミリーヒストリーを見たりして、十七代目、十八代目の勘三郎を思い出し、再読しました。私が歌舞伎を見始めた学生時代、二人の連獅子が歌舞伎座に掛かった時の熱狂的な舞台を思い出しました!又五郎、久里子の十七代目の思い出が、わがままだけど繊細な人柄をよく現していました。十八代目の話は、延寿太夫、七代目芝翫の話が面白い。本人の談からも六代目菊五郎、二代目松緑を尊敬していたことがよく分かりました。これが想い出話になるなんて、悲しいです。今の勘九郎、七之助、頑張ってね!

2019/03/01

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