小説フランス革命 文庫版 第二部 10-18巻セット (集英社文庫)
小説フランス革命 文庫版 第二部 10-18巻セット (集英社文庫) / 感想・レビュー
Masanori Senda
ロベスピエールの処刑で幕を閉じる。全体としてはたかだか5年程度の物語だけど怒涛の5年。後半はさらに一気呵成に物語が動いて、ま~次々と断頭台へ消えていく。ちょっと前まで政権首班にいた者たちが次の日には生首に。これが革命というなら明治維新は改革だな。ブルジョワとプロレタリアの争い。妥協のないロベスピエールたちは融通が利かないけどそれが革命家か。歴史に名高いフランス革命の顛末が物語として仕立てられており、良いです。
2015/08/05
感想・レビューをもっと見る