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空への助走 福蜂工業高校運動部

空への助走 福蜂工業高校運動部

空への助走 福蜂工業高校運動部

作家
壁井ユカコ
出版社
集英社
発売日
2016-10-05
ISBN
9784087710137
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『2.43』スピンオフの短編集!部活に青春を捧げる高校生たちの王道ストーリー

『空への助走 福蜂工業高校運動部』(壁井ユカコ/集英社) どこからともなく湧き上がってくる、勝たなければならないという熱い思いと、仲間たちへの嫉妬。焦燥。どこまでも強がり続け、不安を吹き飛ばすように毎日練習を積んだ先に、待っている勝利の喜び。部活動に3年間捧げる高校生たちの姿を見ていると、自分の甘酸っぱい青春時代を思い出してしまうのはなぜなのだろう。

壁井ユカコ著『空への助走 福蜂工業高校運動部』(集英社)は、高校生たちの部活と恋愛を描いた短編集。壁井氏といえば、清陰高校男子バレー部の活躍を描いた『2.43』『2.43 second season』が名高いが、本作はこれらのスピンオフ作品を含む地続きの4つの短編が収録された1冊だ。単行本購入者には、清陰のライバル校として『2.43 second season』にも登場する福峰工業高校バレー部の書き下ろしショートストーリーのプレゼントもあるというから元々のファンは見逃せない。だが、部活動に力を注ぐ高校生たちの青春はまだ壁井氏の作品に触れたことがない人も心掴まれるに違いない。バレー、テニス、陸上、柔道、…

2016/9/19

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空への助走 福蜂工業高校運動部 / 感想・レビュー

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みかん🍊

高校で本気で部活をしていた人なら共感できる、あの切なくも悩ましい、つらくとも楽しい日々、上手くいかない苛立ちやライバルへの嫉妬心、仲間への想いやちょっとした恋心、本気で上を目指している彼等の真摯で熱い想いに切なく胸が熱くなります、そして最後の「桜のエール」はバレー、陸上、柔道、映研それぞれの部員オールスター出演という感じでお互い上を目指して横の繋がりを持ってエールを送りあう姿がカッコいいです。

2016/11/08

まさきち

いやぁよかった。それぞれ運動に没頭する高校生達の姿に本当に気持ちよくさせてもらいました。そしてなにより柳町がかっこいい!欲を言えば愛する卓球も扱って欲しかったというところですかね。ともかく素敵な一冊でした。

2017/03/29

七色一味

読破。1話めに登場したテニス部の赤緒梓が気になる(笑)それと。息子が高校時代ハイジャンパーだった関係もあり、表題作は面白かった。特にパスを使った駆け引きなどは。

2016/11/12

えりこんぐ

暑い夏が爽やかに感じるような瑞々しい作品。この夏空の下で部活ってやってるのよね。。本当に別世界。。福峰工業って、前に読んだ作品のライバル校だよね! このスピンオフは嬉しいなぁ♡ 表題作だけは福峰設定ではないのだけど、これが一番キュンキュンした。おちゃらけた後輩男子が、いつの間にかキリリとカッコ良くなでするだなんて悶絶ですわ(*⁰▿⁰*) 高校生の部活モノって好きだなぁ。

2017/08/30

hisato

【献本プレゼント】壁井ユカコさんの作品は久々になります。バレー、陸上、柔道、釣り・・・どれもやったことないし、あんまりルールも分からないですが、短編それぞれがどれも青春!って感じで面白く、若いっていいなぁ・・・と遠い目になってしまいそうでしたw 福井の方言に慣れるまでセリフが出てくる度に、読みとどまりそうになってしまいましたが、読み慣れてくると意外と脳内変換しやすかった。 柔道の動きとかは正直イメージが全然できなかったですがw 来週くらいに2周目に突入するかもしれません。 楽しかったです。

2016/10/17

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