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自由なサメと人間たちの夢

自由なサメと人間たちの夢

自由なサメと人間たちの夢

作家
渡辺優
出版社
集英社
発売日
2017-01-26
ISBN
9784087710236
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自由なサメと人間たちの夢 / 感想・レビュー

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めでゅう

前作からほぼ間を置かずに読んだので、かなり驚いている。正直、ここまで面白いものが読めるとは予想していなかった。すごい。/理想的な死を夢見る女が、精神病院からの退院当日を「別れの日」と決意し、実行する話(ラスト・デイ)。近未来、業務事故で右手を失った男が、義手のオプションで人間の域を超えた凄まじい握力を手に入れ、「力」を求めて彷徨う話(ロボット・アーム)。暇な夏休みを使って〈明晰夢〉のコントロールを試みた男子大学生が、夢と現実、自分の願いと他者の思いに向き合い、その境界で不安定に揺れ動く話(夏の眠り)。

2017/03/28

❁かな❁

わー!コレめっちゃ好きー♡センスがとてもいい♫生き辛い人達が出てきて重いお話になりそうなところ、とても温かい気持ちになるお話ばかり*小説すばる新人賞受賞後第1作!ほんと毒気とポップさのバランスが良くすごく楽しめた♡独立した短編5編とラスト2章は連作短編。ラストのサメのお話は涙。涼香のように特別サメが好きではないのにサメのおサメ柄(笑)の良さに好きになった♡サメの言葉が沁みて癒される*特に最終章お気に入り♪読了後振り返ってみてどの章もそれぞれ魅力的でやっぱり甲乙つけがたい!新しい才能に乾杯☆今後も楽しみ〜♡

2018/03/29

ゆかーん

「私は死にたい。本当に死にたい。心の底から死にたい。」という過激な文章からスタートし、このままどうなるのかドキドキしましたが、短編集だったので気持ちがナイーブにならずに読み切れました。どの話も、一風変わった主人公が登場するため、『世にも奇妙な物語』を読んでいるかのような感覚に襲われます。サメと会話するキャバ嬢の私生活や、「吾輩はサメである」と語りキャバ嬢を見守り続けるサメなど、現実とは似て非なる世界に面喰いました。それでも、この独特な世界の虜になったのは、私の心もぶっ飛んでいるからなのかもしれません…。

2017/06/19

ゆみねこ

渡辺優さん、デビュー2作目。夢と死をテーマにした7編。美術館で絵画の模写をする男性と絵を依頼する女性を描いた「彼女の中の絵」が好きです。若い才能の可能性にますます期待が持てます。渡辺さんの次作を楽しみに待ちたいですね。

2017/03/06

papako

面白かった。ちょっと生きづらい人たちの短編集。どれも、最後は前向きに終わっていく。そんな中『虫の眠り』だけは後味が悪い。『ラスト・デイ』はらはらした。終わっちゃうのかと思った。これから始まるので、身構えてしまいます。『サメ』二篇はいいなぁ。ただ主人公に言葉遣いがちょっと。それでも『サメ』の言葉にすがって、動かされて、前を向いていく。レノさんや、小林との交流がなんかいいなぁ。また新作出たら、読みたい。

2017/07/02

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