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雨降る森の犬

雨降る森の犬

雨降る森の犬

作家
馳星周
出版社
集英社
発売日
2018-06-26
ISBN
9784087711479
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雨降る森の犬 / 感想・レビュー

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starbro

馳 星周は、永年に渡って、ほとんどの作品を読んでいる作家です。ソウルメイト系の作品ではありますが、そこまでの感動作ではありません。母娘父息子葛藤犬鎹山岳小説でした。バーニーズ・マウンテン・ドッグ https://www.min-inuzukan.com/bernese.html を飼いたくなりました。

2018/07/25

モルク

かつて読んだ馳さんの作品とは趣を異にする、なんと心あたたまることか。父親を亡くした中学生の雨音は母親と上手くいかず、母は恋人を追ってアメリカへ。雨音は信州に住む母の兄山岳写真家道夫のもとに行く。そこにはバーニーズマウントドッグのワルテルがいた。そして隣の別荘の、父親との軋轢に心すさぶ正樹ともワルテルを通じて親しくなる。心を閉ざしていた雨音を自然とそして彼らが癒す。読み手の私もワルテルに心癒される。最後はただただ涙…これからこの本を読む方は最後に読む場所に気をつけてね。動物好きにはたまらない一冊だった!

2019/02/19

machi☺︎︎゛

自分の欲を優先して生きる母親には嫌気がさして、母親の兄と一緒に暮らすことになった雨音。住んでいた東京を離れ、叔父の暮らす長野へ。そこでの叔父や犬との暮らし、隣の別荘の正樹との関わり、初めて経験する登山。それらの事を通して、今まで逃げてきてばっかりだった雨音も強くなり真っ正面から向き合えるように成長する。雨が降っていても濡れない森。長野の森では本当にあるんだろうか。私もそんなところ行って現実逃避したくなった(o´_`o)

2019/09/29

じいじ@只今、リハビリ中

きれいな星空、長閑で風光明媚な長野県蓼科が舞台。ちょっとおませでシャイな少女・雨音と大型犬ワイテルの愛の絆を綴った物語は、心が和むます。とても読み心地がいいです。雨音と絡むワイテルの名演技は、感動シーンの連続で目頭を熱くさせられます。また、雨音を取り囲む面々—父親代わりで山岳写真家の伯父さん、隣の別荘の高校生、パン屋のオヤジさんとクラスメイトの娘…皆んな温かく優しい人たちです。絵描きで自立の夢を抱く、雨音ちゃんを応援したくなりました。

2018/11/10

miww

森を駆け回り、ソファに寝そべり、雨音のベッドで眠るワルテルの姿が頭から離れない。自分勝手な母親に見切りをつけ蓼科の山で伯父道夫と暮らすことになった雨音と彼女 と同じく親との関係にささくれだつ隣の別荘の住人正樹。ふたりが道夫とワルテルと過ごしながら自分の進む道を見つけていく成長の物語。おこりんぼだけど愛情深いワルテルが可愛くて犬の魅力がいっぱい詰まったステキな作品でした。「動物は基本的にはみんな人間より早く逝く。それでも人が動物と暮らすのは、別れの悲しみより一緒にいる喜びの方がずっと大きいからじゃないのか」

2019/01/19

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