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至誠の残滓

至誠の残滓

至誠の残滓

作家
矢野隆
出版社
集英社
発売日
2019-08-26
ISBN
9784087711912
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至誠の残滓 / 感想・レビュー

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ポチ

生きていた山崎烝、原田左之助、そして斎藤一が、最後は己の誠を貫く姿に、「斎藤!山崎!やったれ!!」「左之助、負けんなよ!!」心で叫んでいました。

2019/09/10

Die-Go

図書館本。死んだはずの新選組十番組組長原田左之助と緒士調役監察山崎烝が実は明治以降も生き残っていて、三番組斎藤一と共に、降りかかってくる様々な問題に立ち向かっていくお話。正直、あまり合わなかった。死んだはずの二人が生き残った経緯がイマイチすっきりしなかったのと、斎藤のイメージが『流浪人剣心』のまんまでひねりがなかったこと。物語自体はテンポ良く、一気に読める。★★★☆☆

2019/10/06

PEN-F

私見ですが、新撰組最強の男は三番組組長、斎藤一だと思っています。結局のところ、最後まで生き残った奴が1番強ぇと思っているからです。土方、沖田は文句なしに強かった。それでも死んだ。近藤も然り。志半ばで散っていった者、自ら組を去った者、結局、新撰組として最後まで戦い抜き、あの動乱の時代を生き延びたのは、斎藤一。そして明治の時代で警官となり、政府の犬と揶揄されながらも、「誠」の文字を心に刻み、なお新撰組として生きた彼の生き様に感服。そして・・・山崎ッ‼️‼️‼️ オマエッ!生きてたのッ⁉️⁉️⁉️ 

2019/10/08

シャコタンブルー

何と、あの新撰組の10番組組長の原田佐之助が明治維新後も生きのびて、古物屋の主人「松山勝」として生活していた。そこに斉藤一や山崎烝が登場しての活劇が始まる。原田の豪放磊落な性格やべらんめぇ口調も正にイメージどおりの人物像として描かれていた。一方、病弱な奥様に対する愛情や、ニヒルな斉藤一に対する敵愾心もニヤリとさせられた。残滓とは「容器などの底に残っているかす」という意味もあるようなので幕末、至誠の元に新撰組で命を懸けて戦った末の明治という時代は彼にとっては残滓でしかなかったのかも知れない。

2019/10/30

はじめさん

連作短編。薩長が鳴らす明治初頭。壬生の狼と恐れられた斎藤一、原田左之助、山崎烝(鳥羽伏見で重傷負うも土方の案で死んだ事にして裏から色々探っていた)は名を変え、東京で警察、古物商、新聞記者となっていた。官憲に属する斎藤以外は恨みもつ志士に身バレしたら色々面倒だと息を殺しているが、かつて隊内最強剣客と謳われた斎藤は山県有朋の密命を受け裏の仕事を請け負う新政府の飼い犬と成り下がり、山崎もまた権力に屈する。こなくそ、てめぇらには誠はねぇのか! だが病の女房を危険な目にはあわせらんねぇ…苦悩する左之助の槍の行方は…

2019/09/29

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