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かわいい見聞録

かわいい見聞録

かわいい見聞録

作家
益田ミリ
出版社
集英社
発売日
2019-07-26
ISBN
9784087711943
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かわいい見聞録 / 感想・レビュー

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mariya926

今まで見た益田ミリさんの本の中で一番裏表紙が可愛かったです♡ちなみに紹介されていた小学生の子どもたちがかわいいは考えたことがなかったですねー。そんな見方もあるんだなぁと感じました。それ以外にも私がかわいいと思っているのとは、かなり違うなと思いつつ読みました。益田ミリさんは人間相手だとなるほどと思うことが多いので、物より人についてのことの方が私には面白いです。私がかわいいと思うものは何だろう?赤ちゃん。アイシングクッキー。オシャレなカフェ。ありきたりなのしか思い浮かびませんꉂ(ˊᗜˋ*)

2021/03/11

ミリさんの可愛いと思うものエッセイ。絵描きうた、白玉、こんぺいとう、あやとり、雪だるま、シジミ(シジミチョウ)等、名前の響きだったり形だったり、多角的にただ可愛いと感じるものの語源やルーツ、歴史を調べた内容。結構昔からあって驚くようなものも沢山ありました。私にとっては全然可愛いという範疇にないものもミリさんにとっては可愛かったりするので、色んなものにアンテナ張ってるなという印象を受けました。

2019/08/20

seacalf

自分も「かわいい」ものには目がないので、どんな可愛らしいものが飛び出すか、楽しみで読む。小学生の下校シルエットや、 ソフトクリームの先端のかわいさには共感。紹介されている『世界あやとり紀行』は読んでみたくなったし、磯野紙風船製造所のバラエティ豊かな紙風船にほっこり。かわいいものにまつわるミリさんの微笑ましい思い出が可愛らしいし、自分の子供時代を思い返してしみじみする。鯛焼きの前身は亀焼き、箸置きのルーツは耳かわらけという土器だったなんて雑学もいっぱい。

2020/11/22

Ikutan

ミリさんが『かわいい』と思ったものを様々な事典などを参考にしてそのヒミツを探ってみようという企画。確かに私たちの周りは『かわいい』が溢れてる。というか、何かにつけて『かわいい』を連呼している。平和の象徴だし、空気を和ませる魔法の言葉だもんね。そうそうと思うものから、えっ、それかわいいかな?と思えるものなど有りましたが、突き詰めて調べたり考えたりするのは楽しい!「読みさしの本に挟んでおく栞もまた帰路の道しるべの一種である。だがそれは読者が読みさしの本に帰るときの道しるべである。」平凡社大百科事典、やるなぁ。

2019/08/28

kyokyokyo3201

ミリさんの視点から見た『かわいい物たち』は私には思いつかないものがたくさんだった。とても敏感なアンテナを持ちこころが広く開かれているのがわかる。裏を返すと自分の鈍感さが少々残念。柔らかな心で周りを優しく見つめられるようになりたいものだ。

2021/11/28

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