読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

ラメルノエリキサ

ラメルノエリキサ

ラメルノエリキサ

作家
渡辺優
出版社
集英社
発売日
2016-02-05
ISBN
9784087716511
amazonで購入する

ラメルノエリキサ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

めでゅう

端的にいって、りなの性格は相当悪い。自分以外の他者と対した時、彼女が下す一連の評価の中には必ず何かしらの毒が含まれている。カントにならえば、彼女にとっては自分以外の他者は全てが手段に過ぎず、彼女の世界は〈手段の国〉となっている。極限にまで高められた彼女のエゴは、「大好き」と「くたばれ」を同じ人物に対して《常に》維持できる程に歪んでいた。そういう人物が視点になった小説を読むのは、正直、かなり体力を使う。げんなりする、疲れる。……そして、そういう読書体験はなかなか楽しいものなのだ。小説の優れた機能の一つとして

2017/03/19

starbro

第28回小説すばる新人賞受賞作。 渡辺優、初読です。新人の割に文章も巧みで一気読みしました。青春マザコンミステリーという感じです。タイトルも表紙もGoodでした!懐かしい「エコエコアザラク」黒井ミサを想い出しました。主人公の女の子が将来、ドS刑事になるのかも知れません。次回作にも期待です。

2016/02/21

takaC

入り込むまでちょっと苦労したけれど、いったん乗ってしまえば後はサクッと一気読みだった。そんなに捻りがないからこのくらいの長さがちょうど良いのかな?

2016/03/14

周到&執拗

目には目を、が行動原理のバランスシート少女が通り魔に刺されてブチ切れ。正義感ではなく、ただやられた分をやり返すために犯人を追う。彼女は無事犯人をブッ殺し、「すっきり」できるだろうか? ――もっと荒唐無稽な話かと思っていたが、結構許容範囲な内容だった(家族関係以外は余り突っ込んで描かれていないせいもあるだろう)。少ない登場人物の中、意外な犯人も用意されている。ヒロインりなが暴走しそうになるたび絶妙なタイミングで冷や水を浴びせてくるお姉ちゃんは、まるでりなの良心が生んだ架空キャラであるかのようだ。/追記あり↓

2016/04/03

のっぱらー

「目には目を、歯には歯を」を座右の銘と言いかねない、復讐命(?)の女子高生、小峰りな。彼女が通り魔に襲われたことにより始まる復讐劇。犯人の言葉「ラメルノエリキサのためなんです・・・」を手がかりに犯人を追い詰めていくが。。。 とにかく自分の復讐のために手段を選ばないりなのぶっ飛びっぷりはもちろんだったが、ある意味それを越える、りなの姉のキャラ、そしてラストの「あー、すっきりした」にこっちもすっきりした、のかな?? 疾走感ある展開に一気読み必至のぶっ飛び系作品でした。

2016/03/12

感想・レビューをもっと見る