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坂下あたると、しじょうの宇宙

坂下あたると、しじょうの宇宙

坂下あたると、しじょうの宇宙

作家
町屋良平
出版社
集英社
発売日
2020-02-05
ISBN
9784087716931
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坂下あたると、しじょうの宇宙 / 感想・レビュー

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starbro

町屋 良平は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。タイトルは何かと思ったら、詩作恋愛AI青春譚の佳作でした。今時の文学少年は、こんな感じなのでしょうか?ボミと言ったら、イ・ボミだと思いますが・・・(笑) 作中作『つちにつもるこえ』&『ほしにつもるこえ』を読んでみたい。

2020/02/24

旅するランナー

史上初の詩情×高校生事情小説。尋常じゃない、詩との死闘、友達の助太刀、文学の三角関係が描かれる。心からマジに「これがおもしろい!」って信じられたらその信用にしっかり応えてくれる詩ってのが絶対ある。いや、詩全体じゃなくても、一行だけでもいい。その一行が周りの詩行をポワッと照らすみたいにな。ふたりの女の子に罵詈雑言をぶちまけられながらも、町屋りょうへい!と町屋りょうへいαに勇気づけられ、そんな一行の力を求め、読書にいそしみたくなる。おれのポエジー、こい!

2020/05/16

itico

これは、ふたりの少年プラス少女の青春の物語だ。文学の才能に溢れた少年と、その影響を受け自らも詩作する少年の、友情・嫉妬・挫折・自己嫌悪…諸々の感情の川で溺れかけ、何とか岸に這い上がる話だ。ただ、出てくる詩が高尚すぎるのか、難解で少しも理解できなかった。個性的な人が多くてそこは良かったんだけど、私だけ取り残されたしまった感がある。

2020/04/28

いっち

「坂下あたる」は、主人公の憧れの同級生。高校生ながら、小説投稿サイトで有名だし、小説の新人賞では最終選考に残った。あたるの影響で、主人公は詩を書く。あたるが語らなかった言葉を拾い集めて書いた詩を、公募に出している。その詩が佳作を取るが、誰にも言えない。あたるからこぼれ落ちた言葉で書いた詩は、自分の詩でないのかと悩む。「貴重な青春を、現代詩だの小説投稿サイトだの、そんなものに費やしていて、空しくないか?」と思う主人公。空しくなんかない。むしろ高校生のときに没頭できる好きなものがあることを、うらやましく思う。

2020/06/17

konoha

町屋さんが、普通になってしまった。「ショパンゾンビ・コンテスタント」「1R1分34秒」の方が好き。この2作の方が、共感できる友情や風景、大事な言葉があった。町屋さんの良さはリズムだと思う。もっとフラフラ、ユラユラ、ダラダラしていてほしい。主人公と坂下あたるが詩を書いているので、詩の引用が多く、楽しめる。京王蕾のキャラが濃い。主人公のお母さんが「おやすみ、リリックワンダーボーイ」と言って、ビールを開けるのが、かっこよくて好き。AIを出す必要があるのか、わからなかった。

2021/05/22

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