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夢伝い

夢伝い

夢伝い

作家
宇佐美まこと
出版社
集英社
発売日
2022-05-02
ISBN
9784087717969
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夢伝い / 感想・レビュー

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starbro

宇佐美 まことは、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、幻想短編集怪奇譚、オススメは表題作『夢伝い』&『湖族』&『果てなき世界の果て』です。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771796-9

2022/05/21

美紀ちゃん

怖かった。 短編集。 1話目の「夢伝い」怖いと知らずに読んだからか、1番怖かった。 あれ?宇佐美さんなのに怖いの?と恐る恐る読んだが、全部怖かった!びっくりした。 短編集で読みやすい。 私は白宇佐美さんしか読んだことがなかったのかもしれない。 表紙が綺麗。 よく見たら写真! ゴトウヨシタカさん。 日常に潜む怪異や心理の歪みから生まれる怪奇を描いた全11話。

2022/07/08

nobby

やっぱり宇佐美さんのホラー短編は面白い♬10~40頁の11篇どれも、ふとした日常から懐古や邪悪に導き、最後の一捻りでゾッとさせられる!水に砂に愛に溺れ、夢に仮想に惑い、不気味な生き物に怯える…この一気にのめり込ませた上で斬れ味抜群に余韻残す感じがたまらない!最も印象に残ったのは表題作「夢伝い」予想のままにラスト目にする写真の恐怖たるや!?「卵胎生」「湖族」「送り遍路」でのグロい怪異で引き込んでからのひっくり返しもなかなか!この時勢ならではの「果てなき世界の果て」も上手い!僕は『ハテセカ』やらないけど(笑)

2022/06/18

fwhd8325

子どもの頃、ラジオでミステリー劇場という番組があって、それがとても怖かったんです。現実にあった話なんかもあって、ドキドキしながら聴いていました。たくさんのバラエティに富んだ作品を読んでいて思い出しました。短い作品ですが「エアープランツ」が好きです。暑い夏には、こうした作品集がよく合います。

2022/08/02

のぶ

全11話を収録した短編集。物語の舞台は昭和から現代まで。本の帯には「日常に越境してくる異界を描いた恐怖と戦慄の怪談集」とあり稲川淳二の推薦文まで付いているが、異界を描いた物語はそんなに多くなく、全体の半分もなかった。どの作品にも共通しているのは、男女間のさがや業が深く書き込まれている。そんな意味では一番怖いのは、やはり人間そのものだろうと思う。それぞれの雰囲気は宇佐美さんの長編とそれ程違う事なく、各作品で充実感を持つ事ができた。作品集の中で好みは、表題作と「卵胎生」「送り遍路」あたりだった。

2022/05/11

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