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マスカレード・ゲーム

マスカレード・ゲーム

マスカレード・ゲーム

作家
東野圭吾
出版社
集英社
発売日
2022-04-20
ISBN
9784087754612
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「マスカレード・ゲーム」のおすすめレビュー

累計480万部突破! 東野圭吾「マスカレード」シリーズ最新作『マスカレード・ゲーム』の見どころを【マンガ】で体験してみよう

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『マスカレード・ゲーム』(東野圭吾/集英社)

 累計480万部突破をしている東野圭吾氏の「マスカレード」シリーズ最新作『マスカレード・ゲーム』(集英社)が、2022年4月20日に発売された。同書は、発売前から「楽しみすぎて発売が待ちきれない」「早く読みたいです!」と話題になっていた作品。ミステリーの名手・東野圭吾氏は、今作でいったいどのような世界を繰り広げているのだろうか。

『マスカレード・ゲーム』では、解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件が起きる。共通点は殺害方法と、被害者がみな過去に人を死なせた者であることだけだった。捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。なぜ、またしてもこのホテルが舞台なのか…。警部となった新田は複雑な思いを抱えながら、再びホテルマンに扮し、潜入捜査を開始する。

 ホテル側の“お客様第一”というポリシーを尊重したい新田だが、新たに捜査に加わったのは、犯人逮捕のためなら手段を選ばない切れ者の梓警部。2人はぶつかりながらも、この難事件に挑んでいく――。

 著…

2022/4/28

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あの潜入捜査官が、再びあの一流ホテルへ! 累計480万部突破、東野圭吾の大人気シリーズ最新刊!

『マスカレード・ゲーム』(東野圭吾/集英社)

 あの敏腕警察官が、再びあの一流ホテルで潜入捜査を行う! シリーズ累計480万部突破、木村拓哉・長澤まさみ主演で映画化されたことでも話題となった東野圭吾氏の「マスカレード」シリーズ。ミステリーとしての面白さはもちろんのこと、ホテルの裏側に迫る「お仕事もの」としても見どころ満載のこのシリーズの最新刊『マスカレード・ゲーム』(東野圭吾/集英社)がついに刊行される。本作はシリーズの集大成となる重要な1冊。シリーズ未読の人ももちろん楽しめるが、特に、一度でもこのシリーズに触れたことがある人は絶対に見逃すことができないだろう。

 描かれるのは都内で発生した3つの不可解な殺人事件。捜査で明らかになったのは、事件の被害者は皆、過去に人を死なせながらも、軽い刑罰しか科せられなかったということ。そして、その時に亡くなった人たちの遺族には皆、憎き相手が殺された事件当日に完璧なアリバイがあるということだった。警察は、遺族たちが協力し合ってそれぞれの復讐を代行する「交換殺人」を行った可能性があるとして捜査を進める。そして、3つの…

2022/4/20

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2022/4/29

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マスカレード・ゲーム / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

パトラッシュ

シリーズ物とはいえホテル・コルテシアで殺人が起こる事態に備えて新田刑事が三度目の潜入捜査とは、さすがに設定が苦しくなった。ホテル側も慣れたもので以前のような警察との衝突もなく、即座に山岸をロスから呼び戻すなど対応は万全。作者も承知の上か有能だが独断専行気味の女性捜査官を配置し、その捜査のためなら手段を選ばない暴走ぶりにホテルに迷惑をかけまいと新田が苦労するシーンは第一作をみているよう。しかし犯罪者側の描写は変わらぬ練達の筆で読者を翻弄し、最後のサプライズで物語が新しい方向へ進むと宣言したのは心憎い演出だ。

2023/03/14

starbro

記念すべき読んだ本5,000冊目の登録は、マスカレードシリーズの最新作、東野圭吾は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本作はロサンゼルスが舞台かと思いきや、地味な箱崎でした(笑) 東野圭吾版ホテル、安定の面白さ、最期の新展開で、まだまだシリーズは続きそうです。 https://lp.shueisha.co.jp/masquerade/

2022/06/21

ノンケ女医長

とても気の強い、梓真尋警部が登場。名前のルーツを本人がどう受け止めたのか分からないが、行き過ぎた捜査手腕で衝突が繰り返されていそう。刑事が眉を顰める様子に、ヒヤヒヤした。向上心溢れる女性警察官の気迫が、とても強烈だった。著者が今作で最も表現したかったことは、被害者家族の報われない感情だと思う。加害者が、短い刑期を済ませ社会に戻ったり、責任そのものを問えない事件が数多くある。被害者家族の連帯が生まれてしまう現状に、改めて悲しい気持ちになった。ラストシーンを何度か読み返す。彼の選択は本当に良いのだろうか。

2023/11/12

bunmei

お馴染みのホテルコルテシアを舞台にしたミステリー。数名の容疑者がホテルに集結する中で、彼らの動向を追い、殺人事件を防ごうとするだが、今回も、まんまとミスリードにやられた。自分の大切な人が、突然に殺された時、その遺族の無念さは計り知れない。しかも加害者が大きな罪に問われず、日常生活を送っていたら…。そんな加害者が3人続けて殺され、これ以上の事件を防ぐ為に潜入捜査する新田。新たに才女で敏腕な、梓刑事が登場し、中盤からはアメリカ帰りの山岸も加わり、罪と贖罪の入り乱れたヒューマンタッチな葛藤が、琴線に触れる。

2022/05/04

Nobu A

「マスカレード」シリーズ最新刊(図書館本)を読了。「イブ」と「ナイト」を数年前に読み、山岸尚美と新田警部の関係性は覚えているが他はうろ覚え。東野圭吾の措辞に関しては改めて言う必要なし。要はどんな物語展開で読み手を楽しませてくれるか。ローテーション殺人の次の殺害が起きると思われるコルテシア東京に犯罪被害者が集まる設定。そして最後のどんでん返しが既定路線。安定の面白さだが、犯人の動機や実行能力を考えると個人的には今一歩。ところで、最初の「マスカレード・ホテル」が未読了なのに気付く。図書館で借りて読まねば。

2023/07/18

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