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のっけから失礼します

のっけから失礼します

のっけから失礼します

作家
三浦しをん
出版社
集英社
発売日
2019-08-05
ISBN
9784087808704
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「のっけから失礼します」のおすすめレビュー

三浦しをん節が大炸裂! 読むだけで「明日も楽しく生きよう!」と笑顔になれる、エッセイ最新作

『のっけから失礼します』(三浦しをん/集英社)

 世界は果てしない、と三浦しをんさんのエッセイを読むといつも思う。日常にこんな楽しいことがそうそう転がっているものかね?と思うくらい、変わった人や事件が転がっているけれど、実は、しをんさんの語る内容はたいてい、私たちが日常で遭遇してもおかしくないことばかりだ。まあ、最新作『のっけから失礼します』(集英社)にあるように、新幹線で某大臣経験者のSPと隣り合わせるなんてことはさすがにめったにないと思うが、それでも、同じ経験を私たちがしてもただ「ひゃー、すごいところに居合わせちゃった」で済ませてしまいそうなところを、しをんさんはつぶさに観察し、時におもしろおかしく、時に本質をついて語ってくれるのだ。世界を果てしなく広げ続けるか小さくつまらないものにおさめるか、それは人の視点次第なのだということが、エッセイを読んでいるとわかる。

 女性誌『BAILA』の約5年分の連載をまとめた本作は、その意味で、三浦しをん節が炸裂だ。思いがけぬところで笑わされてしまうので、手にとる人は気をつけてほしい。個人的にいちばん笑ったの…

2019/8/16

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『檸檬 (280円文庫)』(梶井基次郎/角川春樹事務所)

『檸檬 (角川文庫)』(梶井基次郎/角川書店)

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2019/11/1

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のっけから失礼します / 感想・レビュー

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starbro

三浦 しをんは、新作中心に読んでいる作家です。ファッション誌BAILAに連載されているとは思えない爆笑エッセイでした。オススメは、親不知の抜歯&EXILE愛のエッセイです。これだけ小説とエッセイのギャップの激しい作家も珍しいかも知れません。

2019/08/18

R

お洒落雑誌での連載をまとめたエッセーでした。実際の雑誌はまったく知らないのだけども、文章の端々から、このテンションはカラー合ってないなと自覚しつつも、まったく直す気が無い潔さが読み取れて素晴らしかった。ノンジャンルに、日常思うことなんかを連ねただけなんだけども、言葉選びと、怠惰と肥満を隠そうともしない勇気あふれる筆遣いに感服しました。何がという話はないけども、ただただ面白おかしく笑って読める、素晴らしいエッセー集だったと思う。

2019/11/06

射手座の天使あきちゃん

不潔で、オタクで、下品で、おデブ(笑) 知らずに読むと絶対に勘違いしそうな大好きな「しをんさん」のエッセイです。 今回は、ミッキーマウスのテーマに乗せてお送りします ♪ぼくらの「おバカ」なリーダーは しをんさん しをんさん 三浦しをんさん 下ネタ・妄想がテンコ盛り エッセイだ エッセイだ しをんのエッセイ のっけから  のっけから はい、失礼します ヘイヘイヘイ♪

2020/02/16

修一郎

このぐだぐだ感いいですなぁ,楽しめました。章タイトルだけでも楽しいです。インドア派で半径100m圏内での出来事で自己完結しているところといい,酒と雪の話を除いた北大路公子さんみたいです。きっとこの二人は気が合うに違いない。三浦さんのことはてっきり旅人さんだと思っていて飛行機嫌いの国内旅行派であることは初めて知りました。「非実在野球人生」に腹を抱えて笑わせてもらいました。ちなみにワタシ,顎で挟めますよ,A4 10枚ぐらいなら楽勝です。。

2019/11/05

いつでも母さん

首を長~~くして待っていました。やっぱりしをんさんのエッセイはしをんさんのままで・・っておかしな表現だが、安心して楽しく読んだ。ののはな通信や愛なき世界を経て、あのしをんワールドが変わっていたらどうしよう・・と思った私の不安を蹴飛ばして、しをんさんの日常や相変わらずの(笑)ご家族の様子等々、一人でクスクス少しずつ慈しみながら(ちょっとオーバー)読んだ。新たにEXILE愛が発覚したのも楽しい。宮木さんと担当者との和歌山パンダ紀行も笑った。もう笑ってばかりだ。あっ、紙で試さなきゃ!(笑)

2019/08/31

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