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日本の古典に学びしなやかに生きる

日本の古典に学びしなやかに生きる

日本の古典に学びしなやかに生きる

作家
加賀乙彦
出版社
集英社
発売日
2015-10-26
ISBN
9784087815818
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日本の古典に学びしなやかに生きる / 感想・レビュー

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レアル

古典の美しい日本語に触れたく購入。まず第一に鴨長明や吉田兼好の生き方が作品に表れてる『方丈記』『徒然草』等の教科書にも登場するくらい有名な作品に触れられたことが懐かしかったのと、仏教に影響を受けた長明や兼好の生き方や露伴の『努力論』では運のあげ方、貝原益軒『養生論』からは長生き術と、古典を文学を楽しむ読み方をしたことはあっても、ハウツー本的な読み方をしたことがなかったので、読み方の視点を変えるとまるで違った作品のように思えたのも新鮮だった。また読み返したい。

2020/01/15

TAKAMURA

宣告、永遠の都、雲の都、フランドル、と数年かけて読みすすみ、この作品に到達。素晴らしいの一言。座右の書にしたい。

2021/06/30

良さん

題名が生き方を端的に示していてすてき。次は『方丈記』『徒然草』『努力論』『養生訓』のそれぞれ原文を声を出して読み味わいたい。 【心に残った言葉】露伴は運命を認めず、自己責任を認めるのですが、失敗したときこそ人間の真価が現れるという指摘は重要です。ここで失敗を自己責任とみる人こそが真の成功者になる資格があるという逆説は、透徹した人間論と言えます。(111頁)

2016/08/10

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