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かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)

作家
東村アキコ
出版社
集英社
発売日
2013-05-24
ISBN
9784087826531
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かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー

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エンブレムT

纏うド迫力を全て無駄遣いさせた『ヤンキーな後輩VS日高先生』の小学生男子のような衝突っぷりに笑いました。物語は、怒涛の美大受験から大学生活に移り、「当時はわからなかったいろんなこと」に対する作者の後悔とノスタルジックな気持ちとで切なさが増していく展開になっています。破天荒かつ温かい日高先生の「現在」が気になる読者としては、とても意味深な終わり方・・・。気になり過ぎて思わずググってしまいました。それにより・・・・・マンガとしてどう締めるのか・・・続きが今まで以上に気になる状態になりました。

2013/08/02

抹茶モナカ

金沢の美大に入学後、スランプに陥り、まるで絵を描けないアキコ。バイトや遊びに夢中で、グダグダな日々。宮崎県から日高先生が来るが、先生の気持ちにも気付けない。青春を懐かしむ形式なんだけど、感傷的なのがホロッと来るのだけど、少しくどいかなとも、感じつつ。一気に読了。まぁ、漫画だからね。

2016/01/23

かずー

やっと大学に合格し美術の勉強ができる環境が整ったが、絵を描くことに集中ができず遊びまくる日々。今までは日高先生のお陰で集中できていたことがわかる。宮崎から先生が、わざわざ金沢に来てくれたのに彼氏の家に逃げる。その後ひどいことをしたと後悔する。この漫画は先生への懺悔、感謝を込めて書かれているのかなと思った。

2020/09/07

あん

私には、東村先生の学生生活も十分有意義に感じました。私も進学したばかりの頃は力が抜けて、遊びまくりました。でも待ち受けていたのは山のような宿題と講義。予習をして講義を受けてバイトをして、帰宅後な宿題と予習の日々。でも、短期留学にも行ったし、合宿や飲み会も楽しかった。もっと遊んでおけばよかったとか、違う学校に行けばよかったとか後悔することは山程あります。この漫画にはそういう自分自身の過去を思い出させ、考えさせる力があるように感じます。あの頃、目指した夢があったのかなとか、一生懸命頑張ったのかなとかね。

2015/07/20

まるる

うーん全編せつない。宮崎に帰って描けなくて、ヒステリーを起こしてる時に現れた先生を見た時の、明子の表情が印象的。東村さんは本当に表情を描くのが旨いと思う。この作品を読むと自分の若いころの苦い思い出も蘇ってきて、いたたまれなくなってしまう。

2016/01/04

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