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不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意

不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意

不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意

作家
佐藤優
井戸まさえ
出版社
集英社
発売日
2018-01-26
ISBN
9784087860924
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「不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意」のおすすめレビュー

入試改革は「OSの大転換」になる? 最強の子育てと勉強法で新社会を勝ち抜く

『不安な未来を生き抜く 最強の子育て』 (佐藤優、井戸まさえ:著/集英社)

 2020年、日本の大学入試が大きく変わる。一体どう変わるのか、少しでも不安をなくそうと書店には関連本が多く並ぶ。そんな中に登場した最新刊『不安な未来を生き抜く 最強の子育て』(佐藤優、井戸まさえ:著/集英社)は、大学入試が変わるからこそ一層重要になる「学びの極意」を伝授する刺激的な一冊だ。

 著者は外交、インテリジェンスから教育問題まであらゆる分野に精通した現代の知の巨人・佐藤優さんと、5児の母であり教育問題に強い関心を持つ元衆議院議員の井戸まさえさん。まさに入試改革の年に受験生となる子を持つ井戸さんならではの切迫した問いに、言葉を濁さず佐藤さんが直球で答える本書は、次から次へと大事なことが飛び出し、思わず傍線をひきながら読みたくなる一冊だ。

■入試改革が日本の将来を大きく変える!

 記述式の導入など具体的な入試の変更点につい目がいきがちだが、そもそも今回の入試改革は2017年に発表された新学習指導要領の下で進む教育改革の一環であり、小中高校でも学び方が変わる中で、その「基礎…

2018/2/8

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不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意 / 感想・レビュー

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まゆまゆ

2020年の大学入試改革で問われるのは、教科書に書いてあることを短時間で再現する能力。アクティブラーニングの前に読む力が欠かせない。数学に学ぶ論理的思考力がますます重要になっていく。勉強ができる・できないは長時間学習の習慣がついているかどうかで決まる……等々これからの教育や子育てを考えるにあたって示唆に富む内容。

2018/07/17

ゆうきなかもと

2020年大学入試改革に対する、佐藤優なりのアドバイスが読める。 面白い。 ホリエモンとは違う方向性だけど、現行の学校教育がオワコンであるとの認識は共通してるんだなと思った。 でも、よく考えたら、大学入試改革やそれ以降の新学習指導要領の内容からすると、文科省自体も、今の学校教育がオワコンだと思ってることに気がついた。 そうなると、本書でも指摘されていたように、そんなオワコン教育を受けてきた現在の20代の立場が…。

2018/03/13

Happy Like a Honeybee

出身校の偏差値や国家試験合格者を気にするなら、読書して教養と専門知識を身につければいいんです。 2020年の教育改革を中心に、子育てや教育についての対談。 文化の違いを皮膚でとらえる。 全訳世界の地理教科書を読んでみたい。

2018/03/05

ネクロス

一通り読了。2020年の学習指導要領改訂に向けて。国語力大事。という割にRSTの話に触れてないあたりは嫌煙する関係だっけ?と思った。 佐藤氏の著作は何冊か読んでいるが、すべての著作に参考資料が並ぶのはやはり信頼性が高く思える。 この本を読んで直接書かれていないが、やはり情報科の重要性が上昇するなという考えを新たにした。

2018/09/12

モルツー

教育改革の全体像をまとめた本を探す中で、これが一番良さそうだったので、私には子供は居ないが購入してみた。「OSの転換」という佐藤氏の表現が非常に分かりやすい。教育書の棚を担当する中であれこれ聞きかじっても改革の正体がハッキリしなかったが、なるほど、OSの転換というのがしっくりくる。これは確かに一大事だ。やがて新しい教育要領で育った人材が社会に出てくる。その時に慌てないために、今の社会人も「戦後最大の教育改革」と言われる変化のことは知っておいた方が良いと思う。そのためのテキストとして、本書をオススメしたい。

2018/03/09

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