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2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生

2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生

2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生

作家
高城剛
出版社
集英社
発売日
2019-04-05
ISBN
9784087861099
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「2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生」のおすすめレビュー

人類の寿命はどこまで延びる!? 30年先の環境変化や世界の覇権争いを科学的に予測!

『2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生』(高城剛/集英社)

 4月中旬なのに、寒暖差が大きくて冬物のコートがしまえない──。まあいつもなら、「そのうち温かくなるさ」と気にも留めないところだが、今はもうそう楽観できない。なぜならば、衝撃的な警告の書を読んでしまったからだ。

『2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生』(高城剛/集英社)は、前作『分断した世界』(集英社)の後編にあたるもので、合わせて足掛け5年の歳月をかけて、「世界の大きな変革の始まり」を識者へのインタビューなどを交えて取材しながら、この先30年間の未来予測を行う1冊だ。後編とはいえ書籍の内容は独立しているので、本書から読み始めても何ら問題はない。

■2030年代から地球規模の小氷河期が始まる!?

 何がショッキングな警告なのかといえば、本書冒頭に登場する、ある科学者の言葉である。それは、「2020年以降、地球は寒冷化が本格化し、2030年代からそのピークとなる小氷河期に突入する」という“科学的予測”である。予言や預言ではなく、科学的予測というところが肝だ…

2019/5/2

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2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生 / 感想・レビュー

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九曜紋

「分断した世界」の続編。今後30年間の未来予測を試みる。政治・経済情勢はさもありなん、と思うこともある。しかし、人口爆発と気候変動により地球に住めなくなった人類は地球外への移住を目指す、とか、科学技術の発達により不老不死を手に入れた人類はホモ・サピエンスから「ホモ・オプティマス」に進化する、という「Human3.0」の考察は行き過ぎの感が否めない。リアルな世界からSFの世界に一気に相転移していて、やや残念な印象である。

2019/05/02

Yuji Hamano

地球規模の大きなうねりを意識する機会を与えてくれた。確かに地球の環境を無視して栄枯盛衰を語ることは難しいし、社会的な出来事も自分の視野にはいる、ここ数十年のことしか考えてないことを自覚した。

2019/05/14

mochizo

最後の件の日本がEUと組むかは定かではありませんが、途中までは中々興味深く読めました。特に日本とインドの関係は、アメリカを軸に考えると理解できますね。お試しに読んでみていい本です。

2019/06/14

Gabachom

EUに加盟することが解になるのか、詰めが甘いようです。

美東

宇山卓栄著「日本の今の問題は、すでに{世界史}が解決している。」 https://bookmeter.com/books/9054308 に引き続き、本書を読んだが、こちらのほうが圧倒的に読みごたえがあった。とはいえ、日本がEUに加盟しても問題は解決しそうにない...

2019/07/15

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