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着物憑き

着物憑き

着物憑き

作家
加門七海
出版社
集英社
発売日
2019-11-26
ISBN
9784087880250
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着物憑き / 感想・レビュー

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鉄之助

着物にとりついた”怪談話”、かと思ったら、着物を愛しすぎた加門さんの美しいエッセイ集だった。単なる着物の紹介にとどまらず、日本の在り方や文化の独自性が語られて面白かった。「粋は地味のイキどまり」。江戸っ子気質の”粋”は、究極の地味が行きつくところだという。例えるならば江戸小紋。近くに寄らなければ見えないような文様に、精緻を凝らす。日本人だな~とつくづく思う。下駄の1寸と、着物の1寸。同じ単位でありながら長さが違う! 下駄は曲尺(かねじゃく)、着物は鯨尺を使うから。こんな基本も知らなかった自分が恥ずかしい。

2020/03/26

KAZOO

加門さんの着物やそれに関する小物などについてのさまざまなエッセイや掌編が収められています。着物を愛用している著者ならではの蘊蓄などが述べられていて着物をいまだ来たことがない私にとってはこの分野の知識が増えました。最近は卒業式や成人の時にしか着ないのでしょうが、もう少し着る時があってもいいという感じがしますね。

2021/11/06

中原れい

頷くことばかりの「古い着物も好き」っていうだけの本…になってるはずなんだけど~💦着物とその付属品について材料や歴史を知る資料をしっかり示しながらも、それにまつわるご本人の思い出話はもう怖い怖い、という安定の加門七海デフォ。憑かれる、異空間を見せられる…地味だけど凄すぎますが、淡々としてて良い。和服を着る機会はほとんどないけど、親しみはある自分には楽しい本でした。

2019/12/07

ハイランド

着物着物着物怪異着物着物ぐらいの感じで、加門氏にしては怪しの影が薄い本だった。所々に彼女らしいエピソードがあり、それなりに楽しめるのだが、9割が着物の話なので、着物に関する知識が無い人間には、話が見えない。考えれてみれば、日本人の大部分が、旅館の浴衣と死装束を除けば、一生正式な着物など着る機会がなく過ごすわけだから(特に男は)可愛そうな民族衣装である。着物の人がいたら、結婚式かいなと思われるぐらいだもの。人が、何かにハマっていく過程と、アンティークには下手に手を出さないほうがいいということがよくわかった。

2020/02/04

ポチ

着物に纏わる妖しい話かと思ったら、着物に取り憑かれた加門さんの、着物愛がいっぱい詰まったエッセイだった(ちょびっと霊的な話有り)。ただ、着物にはほとんど興味がない自分には???がたくさん付きキツかった。

2020/01/07

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