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日に流れて橋に行く 2 (愛蔵版コミックス)

日に流れて橋に行く 2 (愛蔵版コミックス)

日に流れて橋に行く 2 (愛蔵版コミックス)

作家
日高ショーコ
出版社
集英社
発売日
2018-10-25
ISBN
9784087920345
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「日に流れて橋に行く 2 (愛蔵版コミックス)」のおすすめレビュー

凋落した老舗呉服店は再建できるのか!? 英国帰りの青年と自信が持てない女性店員たちが奮闘する、明治末期の「百貨店誕生の物語」

『日に流れて橋に行く』1巻(日高ショーコ/集英社)

『日に流れて橋に行く』7巻(日高ショーコ/集英社)

〈服を着る時に大切なことは“自分”を知ること〉。これはマンガ『日に流れて橋に行く』(日高ショーコ/集英社)の4巻にあるセリフだ。〈その装いに見合う自分であれば最高ね 自己満足ってとても大事〉と続く。その心意気を発したのは、日本に住んで20年、横浜で洋品店を営むイネスという女性だ。物語の舞台である明治末期、18歳の卯ノ原時子は、イネスの手で着飾られてドレスをまとった。その時初めて、自分には洋装が似合うのだということを知る。

『日に流れて橋に行く』4巻より

 本作の核ともいえるこの場面で描かれるのは、文化を身にまとうことの美しさだ。洋服は装飾であると同時に実用品である。着物とドレス、そのどちらも生まれた国の文化や社会で求められるものを反映した結果、発展したもの。たまたまその国に生まれたというだけで、個性と文化が合致しないこともあるだろう。であるならば、自分の個性にぴったり合うものを他の場所で探せばいい。そのためには自分が何を欲しているのか、何なら活かせる…

2022/7/25

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舞台は架空の老舗呉服店! 日本橋の呉服店同士の攻防、若き経営者や初の女性店員たちの奮闘…明治末期の活気あふれる『日に流れて橋に行く』《著者・日高ショーコさんインタビュー》

 時は明治末期。経営危機に瀕する日本橋の老舗呉服店「三つ星」を立て直すため、英国帰りの三男・星乃虎三郎(ほしのとらさぶろう)が、謎の男・鷹頭の財力を後ろ盾に奔走するマンガ『日に流れて橋に行く』(日高ショーコ/集英社)。三越と白木屋がモデルとおぼしき日越と黒木屋の隆盛に押されながらも、負けじとくらいつく、どころか常識を覆す発想で、百貨店の在り方を変えていく虎三郎の姿を描いた本作。7巻の刊行を記念して、著者の日高ショーコさんにお話をうかがった。

(取材・文=立花もも)

『日に流れて橋に行く』1巻(日高ショーコ/集英社)

『日に流れて橋に行く』7巻(日高ショーコ/集英社)

――日高さんはBLマンガ『憂鬱な朝』(徳間書店)でも明治時代を舞台に描かれていましたが、今回はなぜ呉服店に焦点をあてようと思われたのですか?

日高ショーコさん(以下、日高) 最初は、10年ほど前に描いた「水玉パズル」というマンガの続編をとお話をいただいたんですが、あまり男女の恋愛モノを描くのに向いていないなあという実感がありまして。違うもので何が描けるだろうと考えていたとき、森鴎外記念館で「…

2022/7/30

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日に流れて橋に行く 2 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー

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青龍

特典ほしさに、コミコミで「憂鬱な朝」とセット購入。背景(街並みや服装や小物)の書き込みがすごい。今回、女性の頑張りが気持ちいい。風当たりが強い中、どう頭角を現すか楽しみ。

2018/10/28

辺辺

積本崩し。面白くなってきたな。特に女性陣の踏ん張りに期待したい。

2018/11/17

なると

2巻も伏線あり、ユーモアあり、美男子ありで非常に面白かった。冒頭で牛島が鷹頭に釘をさすが、鷹頭の顔が微妙。日越のドンに対して何があるのか気になる。そして時子さん、そうでしたこれはBLではないのだ。時子さんの恋の行方も楽しみ。誰とくっつくのか。とはいえ、当時の百貨店経営について取材もし、大人の漫画で格の違いを感じます。早速、当時の日本橋の開橋式についてググってみたら、やはり雨だった模様。一般通行が解禁されると雨になり、こうもり傘と番傘が混じった写真を発見。

2020/05/24

しましまこ

新日本橋開橋式当日、三つ星の傘の花が一面に咲き…わくわくするー!

2019/01/13

きょん

やっぱり主人公たちが成功を掴むシーンがあるとスッキリするなあ。しかし、今後も困難続々なんだろうなあ。

2019/03/23

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