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COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックス)

COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックス)

COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックス)

作家
さくらももこ
出版社
集英社
発売日
2009-04-15
ISBN
9784088568805
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「COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックス)」のおすすめレビュー

“辛辣なツッコミ”が癖に! さくらももこ『コジコジ』の魅力を名シーンで思い出す!

『COJI-COJI』(さくらももこ/集英社)

 くまさんのような丸い耳。ライオンのたてがみのようなふわふわの髪(?)。純真無垢でつぶらな瞳。能天気な印象を与えるほっぺたのマーク。

 動物なのか、人なのか、男なのか、女なのか、まるでわからない存在なのが「コジコジ」だ。コジコジが住むのは、人間世界からは遠く離れたメルヘンの国。メルヘンの国の住人は、人間を喜ばせるための役目をもち、私たちにとってのミッキーマウスやスヌーピーのような存在なのである。

 そんなメルヘンの国にある学校での物語を描いた漫画『COJI-COJI』(集英社)は、そのファンタジーな世界観と、随所に含まれるブラックユーモアや辛辣なツッコミのギャップが癖になる作品だ。

 主な登場キャラクターは、主人公のコジコジのほか、コジコジの隣の席に座る半魚鳥の次郎、下駄を飛ばしてお天気を占うお天気の神様ハレハレ君、有名人のサイン集めが趣味である太陽の城の王様であるゲラン、能天気なゲランとは対照的なシニカルな性格をした雷の城の王様ドーデス、クラス一の友達想いなてるてる坊主のテル子、頭がよくて謙虚な光の粒の…

2018/11/23

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COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックス) / 感想・レビュー

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美葉

私が1番大好きな漫画。個性的なキャラクターばかり出てきて、すみからすみまで本当に面白い。そして、なによりコジコジがとっても可愛い。さくらももこさん独特の、この世界観が大好き。自分が嫌になることもたくさんあるけど、今の自分のままで良いんだなあと思える。

2019/11/22

S.Mori

傑作。何度も吹き出しながら読みました。メルヘン国に住むコジコジという天然ボケの女の子が主人公です。コジコジは魔界の大王も全く怖がらないツワもので、大王に脅かされてもおまんじゅうを食べ続けています。メルヘン国にも一応学校があります。コジコジは学校の成績はさんざんです。テストの点数は-5点。自分の名前を間違ったからです。楽しい漫画ですが、案外この作品は深遠な哲学を教えてくれるのかも。それはどんな時でも自分らしくあればいい、ということ。生まれ時も将来もずっと私はコジコジだというと、真面目な先生は圧倒されます。

2020/08/30

春が来た

『体が死んでもたましいは生きてるよ。…また会えるのに…』さくらももこさんの残したたましい。そのひとつ、宇宙の子どもコジコジ。コジコジが忘れてしまったお父さん、お母さん…。コジコジの話す欠片を拾い集めてコジコジのお父さんとお母さんを描く次郎くん。そうして行き着いたまさかの人物に吹き出す。大嵐の夜も おまんじゅうはあまくておいしい。

2018/10/31

Hammer.w

何回読んだだろう。これからも読み続ける。

2019/06/01

アイシャ

スルースキルの達人の代表として紹介されていて、コジコジを読み始めた。漫画だけど台詞量が多くなかなか読み切れなかった。かなりブラックユーモアが満載で、コジコジ君は瓢瓢としてるけど、ちょっと怖いのだ。結局コジコジは空飛べたりけっこう能力高いからか、怖いものなしなんだね。スルースキルがこれだけ高いと楽なのか、それとも他者とのコミュニケーションをちゃんと取れているのかよくわからない。でもコジコジの悪意への反応の仕方はいちいち笑えた。トーキョーエイリアンブラザーズの冬ノ介にも通じるものがある。

2018/07/19

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