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妖怪ハンター 六福神 (ヤングジャンプコミックス)

妖怪ハンター 六福神 (ヤングジャンプコミックス)

妖怪ハンター 六福神 (ヤングジャンプコミックス)

作家
諸星大二郎
出版社
集英社
発売日
1998-12-01
ISBN
9784088757193
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妖怪ハンター 六福神 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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karatte

所収の六編のうち、稗田氏が出てくるのは奇しくも京極夏彦『鵼の碑』発売日に読んだ冒頭の「産女の来る夜」とラストの河童譚「淵の女」のみ。後はいずれも霊媒体質の渚ちゃんと実は稗田氏よりも頼りになる? ナイスガイ大島くんの大島渚コンビによる粟木町シリーズ。近辺図を見ると日本海側っぽい。モデルは島根辺り? 漂着神エビスにまつわる「海より来るもの」。鏡写しの二島が舞台の「鏡島」。一人足りない宝船が不気味すぎる「六福神」。補陀落渡海がモチーフの「帰還」。最後のオチも含めて、やはり表題作が出色の出来。

2023/09/16

T.Y.

引き続き再読。今回は大島潮君・渚のカップルが主役の4本に、雪国が舞台の「産女が来る夜」と河童を題材にした「淵の女」の2本。潮・渚のシリーズは海から漂着するエビスと海難・亡者を巡る話が主。七福神の数合わせを題材にして禍々しく描いた「六福神」は割と自分の思考に合ってて好み。現実と鏡像、生者と死者の入れ替わりを描いた「鏡島」も実にいい感じ。しかし絵的なインパクトな雪囲いの中をやって来る産女。神を欺いて利用しようとする人間の妄念……と言うべきだろうか?

2014/12/26

5〇5

架空の「粟木町」を舞台にした、大島君と憑依体質の渚ちゃんとのバディもの4篇を含む怪異譚です。この2人、海洋絡みの異形たちとの遭遇で、案外大変な目に遭ってますね。産女、七福神、河童など民話や古事を題材にしたこの手の暗黒おとぎ噺は大好物です。

2022/06/08

hibimoriSitaro

再読。1998年12月初版の2000年4月4刷。大島くんイイ男。「六福神」のサゲが秀逸で,いっそ毎年ゲストを迎えたらと思う。

2020/07/06

ん?

久しぶりに再読。スピンオフ短編体制に移行してて、若干薄味になってるかなとも思いつつ、七福神の船は不気味で好き。あと産女はくとるーちゃんのお母さんを思い出す。

2015/04/02

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