傭兵ピエール 1 (ヤングジャンプコミックス)
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傭兵ピエール 1 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
袖崎いたる
画風がヨーロッパ中世の荒々しさに合っていて、かつ傭兵という題材にもお誂え向きときている。物語の原作は佐藤賢一さんの、多分ヨーロッパ中世にどうしようもなくときめいてしまう人たち界隈では最も知られていると思われる同名小説である。傭兵という存在の実像が窺える訳だが、やっぱり現代の感性からするとエグイ。現代の目でしか見られないのは多少不幸な気もするので、教養としてヨーロッパ中世史をかじっておくとよろしいのかもしれない。でもこういう作品を見ると「酒!女!血!」という男の論理は、物語として根強いと思わさせられる。
2015/06/13
FUJI燦々
前巻通読。感想は最終巻に。
2021/03/25
フカミ
原作小説と同時進行で読書。小説を先行させながら補完として追っかけ読み。小説ではわかりにくいシーンを絵的に説明がついて、この同時進行の読み方は正解でした。まだまだ物語は始まったばかりである。佐藤賢一先生のあとがきもあってお得でした。
2016/12/06
yoruyuki
そんなにすごい傑作とかではないと思うが、何年かに一遍くらい読み返してしまう。生と死と性が生活レベルですげえ雑な世界に気の毒なくらい反りが合わないジャンヌ・ダルクという異物。「女性蔑視を神学まで高め徹底した世界」のフレーズが真っ向から喧嘩売っててすごい好き。
2016/09/18
トーヘン
一気買。原作のエグさは幾分かマイルドになっているが、その分戦闘シーンは高クオリティ。絵で見るとわかり易いな。うん。
2014/06/15
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