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妖怪ハンター 稗田の生徒たち (1) 夢見村にて (ヤングジャンプコミックス)

妖怪ハンター 稗田の生徒たち (1) 夢見村にて (ヤングジャンプコミックス)

妖怪ハンター 稗田の生徒たち (1) 夢見村にて (ヤングジャンプコミックス)

作家
諸星大二郎
出版社
集英社
発売日
2014-02-19
ISBN
9784088796734
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妖怪ハンター 稗田の生徒たち (1) 夢見村にて (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

稗田先生にも弟子ができたかと思うと、感慨もひとしお。もうちょっとダークというか、陰惨な展開を期待したのだが、生徒さんだからなぁ。あんまり荒んだ話にはできないか。

2014/02/26

アズル

妖怪ハンター稗田に関わりのある子供たちのお話。稗田は申し訳程度に登場。諸星先生のペン先から「BL」という言葉が出てきたのが一番のショックでした(笑)。

2016/08/21

T.Y.

久々の『妖怪ハンター』だが人物設定は記憶朧気。今回は過去の準レギュラーが主役の話なのでちと残念。内容は大学生になって民俗学を専攻する天木薫君が夢を売買する習慣のある村で調査を行う話と、大島君と渚のコンビがかつての同級生経由で得意な海女村に関わる話の2本。前者は夢の売買や奪い合いに群がる村人達がシュール、夢と現実の交差するイメージは流石。夢盗り男が怖い。後者の悪魚はあんとく様を思い出した。どちらも村社会の怖さの話でもあり。巫女的な活躍のヒロイン勢もいい感じ。しかし稗田先生にも後継者が…と思うと感慨深い。

2014/12/19

ぐうぐう

『妖怪ハンター』シリーズ、待望の最新作。サブタイトルにもあるように、稗田の教え子を主人公とすることで、語りに軽やかさと親しみが生まれている。また、未熟な若者を狂言回しにしたおかげで、事件そのものの解決を遅らせる効果をもたらせてもいる。どこからが夢で現実かわからなくなるという表題作のエピソードなどは、その効果がもっとも機能していて楽しい。なんにせよ、稗田の帰還を喜びたい。

2014/02/20

karatte

薫のフィールド・ノートとでも呼ぶべき幻想と悪夢渦巻く傑作中編「夢見村にて」と、閉鎖的な漁村に隠された悲しい秘密を大島が追う前後編「悪魚の海」の二作。このシリーズに出てくる女性はいずれもミステリアスで、薫や大島を異界へ誘うのはもちろん、彼らを霊能で助けるのが妹の美加や彼女の渚なのは、確実に作者の人間観の反映だろう。対する男衆の俗物具合は度しがたく、主役の二人が善良なのがせめてもの救い。一番不幸なのは、かつての活躍も鳴りを潜め夢の中でも現実でもネタキャラと化してイジられまくる稗田氏かもしれないが。

2023/09/23

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