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帝一の國 14 (ジャンプコミックス)

帝一の國 14 (ジャンプコミックス)

帝一の國 14 (ジャンプコミックス)

作家
古屋兎丸
出版社
集英社
発売日
2016-05-02
ISBN
9784088806785
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帝一の國 14 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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N島

大団円。作品でグッと来た後、作者あとがきでジンと来ました。見開きページの気合いの入りようは尋常ではありませんね。『腐れ縁』と吐き捨てた菊馬がちょっと格好良かった。

2016/05/21

阿部義彦

早速発売日に買って読み終わりました。ギャグに脱線しつつシリアスにもなる、古屋先生の新しい魅力に溢れる権力闘争を描いた長編とうとう完結です。光明がこちらに帰って来てホットしました。やっぱり猫が絡んでましたね。私は光明も菊馬みたいに洗脳された振りをしていて「忍法猫ダマシ!だにゃん。」とか言って復活するのかな?なんて思ってましたが違いましたねえ。そして最後でピアノに心惹かれて無垢な帝一が戻って来る。なんとかまとまったけど後書き読むと作者もストーリーは綱渡りだったそうで、とにかく新生面の兎丸最高でした!

2016/05/02

ぐうぐう

いやあ、素晴らしい大団円! 完璧な最終巻! 最後の最後の最後まで、ハラハラドキドキな展開を用意するサービス精神がたまらない。しかし何より、帝一が帝一であり続けたことが感動的なのだ。少年漫画のセオリーに背を向け、それでいて、少年漫画を華麗に謳い上げる。そんなアクロバティックな手法を成し遂げた古屋兎丸に拍手! これは、まぎれもなく大傑作漫画だ。

2016/05/10

Dai(ダイ)

くだらん話だな~と思いつつ最後まで読んでしまった。けっこう感動もしてしまったり。どんなに奇妙な行動でも大真面目にやれば人はついてくるのだな。(現実はそうはいかないけれど)

2018/12/04

流言

『そう、すべては計算通りだ!』赤場帝一はぶれない。一時期はどうして彼が主人公なのだろう。こんな自分本位の人間が……と思ったが、最後まで読めば彼の狡猾さがぶれなかったことが好ましく思える。彼を弾に感化された清廉な好漢にするのは簡単なことだっただろう。だが、作者はそうはしなかった。最後までしたたかでずる賢い。敢えて大鷹に勝ちを譲るという決断で全てを手に入れた。美美子が物語をかき回したことも、今思えばそのくらい神経の太い女性でなければ帝一のパートナー足り得ないということもあったのかもしれない。楽しく読み切れた。

2019/11/30

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