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血界戦線 Back 2 Back 5 ―My Life as a Doc― (ジャンプコミックス)

血界戦線 Back 2 Back 5 ―My Life as a Doc― (ジャンプコミックス)

血界戦線 Back 2 Back 5 ―My Life as a Doc― (ジャンプコミックス)

作家
内藤泰弘
出版社
集英社
発売日
2018-07-04
ISBN
9784088815176
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血界戦線 Back 2 Back 5 ―My Life as a Doc― (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

安定のドライブ感。前半はメンバーなのに放りっぱなし感の強かったハマーとデルドロの物語。空気の読めない善人とお節介な悪党コンビ、影響されあってるんだね。アリス獄長との関係性も良い。破壊集団も悪いだけの奴らじゃないのも好感。後半は分身して役割をこなすスーパー女医ルシアナの物語。クールに仕事に邁進していたルシアナの分身の一人が泣いてるのをクラウスが見つけた時・・・クラウスは本当に優しい。クラウスの見えないところ、見せないところが光る巻だった。

2018/07/16

sin

ストーリーはスタイリッシュで、かっちょいい、混沌世界のファンタシー!味方は熱くて、クールな最高野郎!敵は知的な狂人、サイコ野郎!ヘルサレムズ・ロットには今日も明日も血の雨が降る。崩壊した都市で、混沌と隣り合わせに生きる人々の姿から、ある意味現実の被災者に対するエールを感じ取れるのは、気のせいだろうか?

2018/07/17

歩月るな

これ執筆環境iPadなんすね先生。あれぐっちゃぐっちゃにされて(略)って言うんだけど、ここでの「アリギュラも楽しい 僕もそれが楽しい」が何かと膨らませてくれる含みを持っているけれど、そんなことは無いんだろうななんて思いつつ、五巻の根幹には「つらい」って事が潜んでいるんだなと感じ入らせてくれる話の構成。医者を貫く。例えば死刑囚が自殺を謀ったら、刑の執行まで生かすためにその命を助けなければならないのが医者でもある。後そもそもここまで頑張ってくれてるのに元NPD何してるんだなんて言えたもんじゃないんですけどね。

2018/08/27

つたもみじ

『獄中の聖者、その中の咎人』久しぶりにハマーの本質を見た。ハマーとデルドロ。善悪の対で表現される事が多い二人だけれど、純粋な聖者がまともかと言えば、そんな筈はなく。純粋が故のハマーの怖さ。デルドロの方はハマーにつられて少し矯正されてきてるのは笑う。『My Life as Doc』超極悪犯であっても、収容された患者は守り、治す。曲げられないのは医者としての絶対。正しくそのルシアナの信念と辛さを理解し、全ての想いを拳に込めたクラウスが格好良かった。寝る役、泣く役、ストレス発散役、あの分裂能力は少し羨ましい。

2018/09/09

わたー

★★★★★幻界病棟の話に外れ無し。病院の敷地内にいる患者は、たとえ生きているだけで他者に不幸を撒き散らすような大罪人であろうとも治療する。彼女の医者としての矜持と、普通の人間としての善性との葛藤が読者の胸を刺す。表面上は何でもないようにふるまっていても、陰で泣いている姿を見せられると特に。それはそうと、例のペットが存命で、改心(強制)しているのには流石に笑った。

2022/04/23

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