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アンデッドアンラック 2 (ジャンプコミックス)

アンデッドアンラック 2 (ジャンプコミックス)

アンデッドアンラック 2 (ジャンプコミックス)

作家
戸塚慶文
出版社
集英社
発売日
2020-06-04
ISBN
9784088823300
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「アンデッドアンラック 2 (ジャンプコミックス)」のおすすめレビュー

【次にくるマンガ大賞 2021特別企画】過去の受賞作を振り返り! 不死&不幸タッグのバトルが熱い!『アンデッドアンラック』

『アンデッドアンラック』(戸塚慶文/集英社)

 ユーザーから「次にくる」と思うマンガを募集し、そこでノミネートされた作品から投票によって大賞を決める"ユーザー参加型"のマンガ大賞「次にくるマンガ大賞」。7回目となる今年のノミネート作品が出そろい、6月18日(金)から投票がスタートする。ぜひ参加して推しの作品を応援しよう! ドキドキの結果発表を待つ間に、過去の受賞作品を振り返ってみてはいかがだろう。本記事では2020年にコミックス部門で第1位を獲得した『アンデッドアンラック』(戸塚慶文/集英社)を紹介!

 不死の身体を持つ者――いわゆる“アンデッド”。エンタメの世界ではたびたび描かれる存在だが、彼らの苦悩にスポットライトを当てた作品はそう多くはない。

 そんななか、本作は異色な設定を巧みに活かした内容だった。

 主人公は超絶な不運な女子・風子。彼女は自身の身体に触れた者に不幸を呼び、その者に死をもたらす体質の持ち主。まだ8歳の頃、両親を含め270人の命を間接的に奪った経験もある。存在しているだけで周囲の人間に不幸をもたらす。風子の心境を思うと、とてもじ…

2021/6/20

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【次にくるマンガ大賞2020「コミックス部門」1位】 周囲を不幸な死に追いやる少女と、不死能力を持つ男が出会った時……なにが起こる!?

『アンデッドアンラック』(戸塚慶文/集英社)

 不死の身体を持つ者――いわゆる“アンデッド”。エンタメの世界ではたびたび描かれる存在だが、彼らの苦悩にスポットライトを当てた作品はそう多くはない。

 そんななか、マンガ『アンデッドアンラック』(戸塚慶文/集英社)は異色な設定を巧みに活かした内容だった。

 主人公は超絶な不運な女子・風子。彼女は自身の身体に触れた者に不幸を呼び、その者に死をもたらす体質の持ち主。まだ8歳の頃、両親を含め270人の命を間接的に奪った経験もある。存在しているだけで周囲の人間に不幸をもたらす。風子の心境を思うと、とてもじゃないがつらくなる。

 だからこそ、彼女は自殺を選ぼうとするのも納得した。いや、決してどんな人にも自死を選んでほしくはないけれど、それだけ風子の苦しみは大きいのだ。

 ところが、そんな風子の前にひとりの男が現れる。なんと彼は絶対に死ねない身体を持つアンデッド。ゆえに誰よりも死ぬことを切望しているのだ。

 周囲の人を死に追いやってしまう苦しみと、絶対に死ぬことが許されない身体を持った苦しみ。一体どちらの方が苦しいのだろう。…

2020/8/22

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『アンデッドアンラック』 戸塚慶文 集英社ジャンプC 各440円(税別) 触れた者に“不運”をもたらす風子と、“不死”の肉体を持つアンディ。運命的な出会いを果たしたふたりは、ある組織から襲撃を受けるが……? 世の理に“否定”された者たちが織りなす異能バトルの進化形!

出し惜しみ一切なし!スタートダッシュで読者を魅了

 幼い頃から『週刊少年ジャンプ』を愛読し、高校時代から編集部に持ち込みをしていた戸塚さん。24歳にして読み切りが掲載されたものの、その後はなかなか殻を破れず悩んだことも。そんな彼が、30歳を過ぎて勝ち取った初連載が『アンデッドアンラック』だ。 「以前、人の不幸を吸い取るヒロインと彼女を守る主人公の話を考えたことがあるんです。そのボツネタを元に読み切りを描いたところ、連載につながりました。当初はアンディと風子がただワチャワチャしている話でしたが、連載にあたって設定を膨らませ、バトルも増量しました」  当初考えていたのは、謎の組織に追われるふたりの逃避行もの。だが、担当編集者からのアドバイスを受け、ストーリーが大きく変わったという。 「『…

2020/9/9

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アンデッドアンラック 2 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

レリナ

展開にスピード感があって読みやすい。アンディの性格が男らしいっていうのもあるが、自分の身体を張った不死の能力を最大限に活かした戦い方が素晴らしい。もう完結するのか?というくらいのスピード感溢れる魅力的な話の展開は引き伸ばしもなく、この作品の面白さを十分に引き出せている証拠だ。次はどんな展開?と気になる話の展開は少年漫画らしい王道の展開だ。長く続く感じではないのかもしれないが、これが真の漫画の面白さなのかもしれない。アンディの真の姿の強さは規格外だった。次巻に期待。

2020/06/27

spicegirl30代コーセンマン

世界観が意外と大きくて、細かく設定されてそうだ。ハンターハンターの暗黒大陸なんて、王道の展開でなんでもありの子供みたいな設定なのに、ここは、、冨樫の頭の世界はデカすぎる!!!となった感覚に近い、世界の広がりを感じた。加えてこの作者さんは休載を感じさせない展開を見せてくれる。もし、ハンターが連載されて、ジャンプ+の怪獣8号が掲載でもされたらジャンプ買っちゃう

2020/09/03

展開のスピード感がいい。出し惜しみしないしキャラも好き。ダラダラ引き伸ばさず読みやすい。

2020/06/09

ひぬ

触れた人に「不運」を呼ぶ風子と「不死」の力を持つアンディの二人を主軸に発展するバディアクションシリーズ第2巻。ユニオンのチームに入ると決定した風子とアンディがもう一席奪うため、ジーナに挑むことになります。話の密度が濃いのに加えてアクセル全開でハイペースに進んでいく物語ですが、今巻では世界観が広げられ、伏線が多数張られたりと、話がどう展開していくか気になります。果たして風子とアンディが目指す「最高の死」は訪れるのでしょうか。

2021/02/19

よねはら

不死という最大級の不変を背負うアンディからみたら、老いという変化も素晴らしいものなのだろうと思わせるジーナへの言葉が素敵です。めちゃくちゃいい男だぞアンディ。2巻にして既に展開のスピードがものすごいことになってます。

2020/09/13

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