藤本タツキ短編集 17-21 (ジャンプコミックス)
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藤本タツキ短編集 17-21 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
ムッネニーク
83冊目『藤本タツキ短編集 17-21』(藤本タツキ 著、2021年10月、集英社) 藤本タツキ先生が17歳〜21歳までの間に発表した短編を纏めた一冊。まだまだ荒削りではあるが、のちに大成するその片鱗はすでに顔をのぞかせている。初期衝動を形にしたかのようなエネルギーに満ちた一冊。 「俺は今!告白をするんだ!」
2021/10/06
keroppi
藤本タツキ17歳から21歳までの初期短編集。荒削りで若さゆえの暴走気味で、描き走っている。このほとばしるエネルギーは凄いと感じる。
2023/02/11
眠る山猫屋
いいじゃん。初期短編集というから『ファイアパンチ』寄りかと思っていたが『チェンソーマン』に継承されてる断片が散りばめられている気がした。冒頭の『庭には二羽ニワトリがいた。』の救われないのに少し優しい気持ちが残る不思議な作風こそが、藤本タツキという奇妙な才能の持ち主の芯なのかもしれない。『佐々木くんが銃弾止めた』が好きかな。照れも気負いもなく、こんなにストレートに描かれるのは観た事がない。カッコいい。
2022/08/18
トラシショウ。
「先生・・・バカにしてます?あの時だって今だって、銃弾くらい止めてやりますよ」。宇宙人の支配下の地球で生き抜く人々を描く「庭には二羽ニワトリがいた」、恋する想いが現実を凌駕する「佐々木君が銃弾止めた」、告白をしようとする度に窮地が訪れる「恋は盲目」、異質な価値観の殺し屋ヒロインの恋を描く「シカク」の四編を収めた「ファイアパンチ」「チェンソーマン」、そして「ルックバック」の藤本タツキの初期作品短編集。荒削りな中にも既に魅力の原石が光る内容。何コレ川口先生めっちゃ可愛いんだけど(笑)!!(以下コメ欄に余談)。
2021/10/12
さち@毎日に感謝♪
鬼才と呼ばれる理由が読んでいて何となく分かる気がしました。独特の世界観で読んでいて面白かったです。お勧めは初投稿作でもある「庭には二羽ニワトリがいた。」です。
2022/07/09
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