IPPO 5 (ヤングジャンプコミックス)
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IPPO 5 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
瀧ながれ
帯の「完結」の文字に、いつまでも続けられそうな構成なのにもったいない、とか思いながら読んでたら、きちんと「完結」らしい展開で、そういえば伏線はいくつも張られていたのだと気づきました。とてもすてきな物語でした。この魅力的な靴のお店の成長を、改めて1巻から読み返したいです。この巻のエピソードでは、靴でプロポーズするお客さまの、横で感無量の号泣をしている澤邑さんに笑いました。いろんな場面で、IPPOに澤邑さんがいてくれてよかったです。最後、彼女といっしょにいたのは、うまくいったってことなのかな。
2017/02/19
またおやぢ
アユムの人生最初の一歩は、ノンノの手作りの靴が演出。そしてノンノの人生最後の一歩を彩ったのはアユムの靴。ビスポークで作り出されるオーダーメイドの靴には、作り手の技術と、履き手の想いが込められること、そして人生を一緒に歩いてくれてる人の存在こそが、最高の宝物であると気づかせてくれるシリーズ最終巻。いつもは靴は履き潰すモノ派の小生だが、春やし新しい靴でも買おうかしらん?サイド・エラスティックの靴なんか素敵やんなぁ~なんて、ガラにもない温かい思いに浸れた一冊。
2017/03/18
じょり
まだまだ歩の靴の制作過程を見ていたかったけど、きれいにまとまった最終巻でしたね。父にもそしてノンノにも、最高の靴をプレゼント出来て。特にノンノにプレゼントした時のシーンは最高でした。
2017/02/26
Shimaneko
をを、完結してしまったよ。ノンノのために作り直したサイド・エラスティックに目頭が熱くなる。この人の描くジジイには、なんでこんなに色気が漂うのか。いい話だったな。次は何かしらん。楽しみ♡
2017/03/16
ぐうぐう
自分に合った靴を探すことで、人は自分を知り、その人が望む靴を作ることで、人は人を知る。そんな想いで靴を作り続けてきた歩は、今一度「いい靴とは」という問いに向き合う。歩が最後に辿り着いた答えは、靴のそもそもの存在理由。もっと続けることもできたであろうに、描くべきことだけを描き、名残惜しく、それでいて晴れやかに終わる。良い漫画を読んだなという至福の満足感。えすとえむ『IPPO』完結。
2017/02/21
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