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エロスの種子 1 (ヤングジャンプコミックス)

エロスの種子 1 (ヤングジャンプコミックス)

エロスの種子 1 (ヤングジャンプコミックス)

作家
もんでんあきこ
出版社
集英社
発売日
2017-04-19
ISBN
9784088906720
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大学教授の妻でありながら夫には抱かれない女…“エロス”によって人生を翻弄される人々の行く末は――

『エロスの種子』(集英社)

 人はときに“快楽”により過ちをおかす。いけないとわかっていながら、抗えない。それは一夜の浮気程度のものかもしれないし、その後の一生を大きく狂わされてしまうものかもしれない。「いや、私は大丈夫だ」と思っていたとしても、果たしてこの作品の登場人物たちの立場で同じことを言えるのだろうか、というと怪しい。

 もんでんあきこの描く『エロスの種子』(集英社)は欲情によって人の運命が翻弄されていく様を鮮やかに描いた短編集だ。

 現在2巻まで出ており、登場人物の関連性が示唆される場面はあれど、すべてテーマも時代も違うストーリーとして独立している。「エロス」といっても切り口によりその表れ方は様々であるが、どのストーリーも欲情により芽生えた恋慕や憎しみ、孤独など、様々な感情が登場人物たちを翻弄していく様子を見事に描ききっている。

 1巻の第1話「因果」では、大学教授の屋敷に住まわせてもらうことになった苦学生が、ひょんなことから彼の嫁と肉体関係をもつことから始まる。自分を救ってくれた恩師を裏切るような行為。こんなことはいけない、とわかっているの…

2018/7/8

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エロスの種子 1 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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mitei

いろんな短編で男女の関係を描いた1冊。絵柄も好みで良かった。

2018/03/18

混沌

え?エロいす。エロとエロスは違うと事前予習で知って読んだが、エロいす。谷崎潤一郎的とはこういうことを言うのか。ファミレスで明日の仕事の準備終わった後に読んだ。軽く勃起しましたよ(今日発情気味なのもあるとは思うけど)。それが4編中の前半の2編。「今じゃあの人に感謝の気持ちしかない」強い女だ。一番評価の高い最後の「マリーゴールド」。なるほど。これはエロくない。どれも時代が入るのがいいな。絵はきれいなので欲情しない。シチュエーションに欲情する。

2017/10/19

よっち@疲れ目注意☆彡

普段マンガはあまり登録しないのだけど、今回は特別。気晴らしのつもりで気軽に読んだらハメられた。ヤバい、感動してしまった。途中までは、なるほど、エロスとは、こういうことか、絵も美しいし、言いたいことにも納得できるし、単純に素晴らしいと思った。芸術的だなと。しかし、最後のマリーゴールドに至って、心を鷲掴みされました。やはり、小説と違ってマンガは、絵があるから、変な説明が無いのがいいんですかね。短編だけど、特にマリーゴールドは、人物一人一人に深みが感じられます。何度も読み返してその深みを味わいたい。

2017/10/11

長野秀一郎

本作はありがちな男性向けエロマンガではない。性行為の場面は描かれているが、そこに至るまで・至らないまでの過程こそがエロスであるという主張だと私は読んだ。エロスとは行為ではないのだ。そうした意味では文学作品に近い。作画は非常に達者で、特に男性キャラの色気は特筆に値する。女性キャラも柔らかい身体を強調する一方で眉毛を濃くすることで強い意志を有した生身の人間として描かれている。女性にも薦められる佳作。戦前~戦後が舞台なのでそれらが好きな方にも。続刊を期待して評価5としたい。

2018/03/04

すみの

もんでん先生、エロティックです!女性画はもちろん艶っぽいですが、なんといっても男性画がいつもステキ。『ジゴロ』『マリーゴールド』登場のおじさん(お兄さん)はいいなあ。快楽行為ではあるけれど、最後には愛を感じられるお話。『因果』ゾワッとします。『人形』生きていくためとはいえ、虚しいです

2017/06/27

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