KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

イノサン Rouge ルージュ 7 (ヤングジャンプコミックス)

イノサン Rouge ルージュ 7 (ヤングジャンプコミックス)

イノサン Rouge ルージュ 7 (ヤングジャンプコミックス)

作家
坂本眞一
出版社
集英社
発売日
2017-12-19
ISBN
9784088908342
amazonで購入する Kindle版を購入する

イノサン Rouge ルージュ 7 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

yoshida

鬱積した平民の怒り、苦しみ、哀しみにより「ベルサイユ死刑囚解放事件」が起きる。フランス革命に向けて奔流のように時代は動き出す。貴族からの課税を狙った「三部会」では平民の怒りを利用するはずが制御できず、革命への勢いは止まらない。次巻では国王処刑にいたる迄の3年の出来事が描かれると思う。圧倒的な搾取。生まれついた身分からは離れられない。いつかは破綻が訪れる支配であったと思う。革命により流される血の多さ。そして革命後の恐怖政治。権力の座に座る者が、その権力を個人に集中する事により独裁は生まれる。現在もまた然り。

2017/12/24

wata

マリー、赤子を連れてサンソン家から離脱。わざわざ赤子に血を浴びさせなくても…。鉄仮面も重いだろうに。子供の身にもなってよと思わず呟きたくなる巻。さて虐げられてきた民衆が立ち上がったぞ!

2018/08/08

くりり

重そうな鉄仮面をかぶってちょこちょこ動くゼロ、もう最強としか思えない!

2018/10/05

眠る山猫屋

革命が始まる。時系列の入れ換えが混乱を招くが、作者の意図するところか。マリーは遂にサンソン一族を離れ、王家にも背を向ける。ちょっと唐突ではあるが、マリーらしいと云えばマリーらしい生きざま。ゼロの存在がマリーの唯一の世界への繋がりだが、ゼロのあまりと云えばあまりな破天荒な育ち方に、今後の展開が読めない。善悪を超越したミラクルな存在であるゼロ、興味深い。

2018/01/25

辺辺

積本崩し。面白い。血塗られたフランス革命。その運命の日がまさに民衆が神のようである国王の命を叛いた「ベルサイユ死刑囚解放事件」ではなかろうか?サンソンを捨て、身分も捨て、子供を連れて第三身分に身を投じたマリー。シャルルたちと敵同士となった。お話は結構飛んで、「三部会」からいきなり「国王処刑」まで行ってしまった。例え茨道だとしてもどこまでも自由であり続けようとするマリーがカッコイイ!なまじ絵が綺麗なだけに、エグい描写が余計際立ってる。ジャケットを掲げるマリーの図が一番感動的。彼女の子ゼロはどんな子に育つの?

2018/03/28

感想・レビューをもっと見る