ヒーローめし 1 (ヤングジャンプコミックス)
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「ヒーローめし 1 (ヤングジャンプコミックス)」のおすすめレビュー
憧れのヒーローたちには「好物」があった! 彼らは一体、何を食べていた?
『ヒーローめし 1』(石田敦子/集英社)
そういえば最近、特撮番組を観ていても、あまり食事をするシーンは描かれない。殊に特撮が若手俳優の登竜門的な側面を有してからは、そういう場面はほとんど見られなくなった。確かにイケメン俳優に「大食い」のイメージは、あまり歓迎されないのかもしれない。しかしながら、かつては特撮に限らず「ヒーロー」には「好物」として登場する食べ物が結構あったのである。『ヒーローめし 1』(石田敦子/集英社)では、父親を亡くした兄弟がヒーローたちの食べた印象的な「メシ」を追体験しながら、明るく生きていく姿が描かれる。
本書で最初に取り上げられる「ヒーローめし」は、ズバリ「キレンジャーのカレー」だ。そう、昭和の特撮世代ならばほぼ確実に刷り込まれているであろう一品である。「キレンジャー」とは『秘密戦隊ゴレンジャー』という、「スーパー戦隊シリーズ」の元祖たる作品に登場するヒーローのひとり。彼はカレーが大好物で、任務の最中であってもカレーを見るや手をのばしてしまうほどだ。しかもそのカレーはとんでもない大盛りで、あの山のように盛られたカレーが…
2018/4/25
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ヒーローめし 1 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?
父子家庭で、アニメ制作に関わっている父が突然亡くなった。兄はアニメには無関心だったが、父の作品が大好きだった弟のために、アニメにまつわる飯を作ってやることに…。 キレンジャーのカレーやルパン三世のミートボールスパゲティなど、ヲタの腹を刺激するレシピが一杯。
2018/04/27
ジロリン
まだまだ物語を咀嚼し続けていたけれど読了としましょう。こなれたタッチだと思ったら「球場ラヴァーズ」の人でした。だから表紙も赤いのかw(閑話休題)母は離婚して行方知れず。そしてアニメ監督の父が急逝し…残された兄弟が"ヒーロー飯"を通じて心を通わせ、かつ亡き父を偲ぶよすがにする。タイトルから予想するよりもシンミリした物語。出来上がった料理が年相応&腕前相応のソコソコなのに「これがあのヒーローがあの場面で食べてたものだ!」とテンションを上げる兄弟の姿が胸を熱くwさせる。ラスト、母の登場が兄弟の物語にどう絡むか…
2018/03/26
niz001
メニュー見て、ヒーローっぽくないのが混じってるなぁと思ったら、そう言う事か。ファーストガンダムは謎ペーストもやけどタムラの塩の印象が強いw。
2018/03/04
遊鵺(ゆうや)
特撮ヒーローやらアニメやらに出てくる料理を、作って食べましたレポ漫画かと思ってたら…深いわーいいわー。上手く作るばっかりじゃなく、失敗したりリメイクしたりってのもいいわー。
2018/04/01
ちいたけ
兄よ。なんでもったいない育ち方したなあ。頑張って弟にメシ食わしてやってくれ。
2018/03/08
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