ゆとりやくざ 1 (ヤングジャンプコミックス)
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「ゆとりやくざ 1 (ヤングジャンプコミックス)」のおすすめレビュー
「あ、もう定時なんで帰ります」ゆとり新入社員vs.先輩やくざの仁義なき抗争が面白い!
『ゆとりやくざ』(早坂啓吾/集英社)
最初のゆとり世代が社会に出て、もう10年近くになる。
電話に出ない、指示待ち人間、飲み会は断る……など、散々な言われようだったゆとりだが、彼らとて悪いところばかりではない。
人目を気にしないマイペースな性格や、効率重視で無駄を嫌うところ、ITスキルの高さなど、うらやましいと思ったことはないだろうか?
そんなゆとりの一長一短を、ユーモアたっぷりに描いたマンガがある。早坂啓吾の『ゆとりやくざ』(集英社)だ。グランドジャンプの大人気作品である本書は、ゆとり世代の市後(いちご)・23歳が主人公。彼はなんと、武闘派暴力団「過獣組」に入社する。
スマホ・SNSを使いこなし、インスタ映えを気にする、いかなる時もマイペースな市後が、先輩やくざたちを煙に巻く様子は忍びわらいが止まらない。
市後は、就活に50社以上連敗中だったところを、ある理由から組長にスカウトされて、軽い気持ちで過獣組に入社。
初日から、「おざーす 市後でーす おなしゃす」と挨拶し、過獣組の幹部・武堂に怒鳴られる。
それどころか、電話に出ろと言われても「いや…
2018/8/3
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ゆとりやくざ 1 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
blackstone
「ゆとり(世代)」も「やくざ」もステレオタイプだな。なんか大喜利やIPPONグランプリの「こんな、ゆとり(世代)はイヤだ」とか「こんな、やくざはイヤだ」みたいネタが延々と続く。作品の位置づけが週刊誌の箸休めみたいなものだから、単行本で一気読みするのには向かないかな。ちょっとした空き時間とか寝る前のストレス解消にちょこっと読むには良いかも。話の前後関係が無いから適当にめくって開いたページを読むってのもアリ。でも、意外とこういうタイプ(の人間)は、モチベーションさえ巧く上げればインテリヤクザになりそう。(笑)
2022/12/28
a k
ゆとりが会社にも役所にもコンパにもいるなら組にもいるんじゃないかと思ったり思わなかったり。そんな実験的思考で描かれたマンガです(多分)。「あーうちの組織にもいるいる。」と思うのは、作者の表現力か本当に侵食中なのかが気になるますが、自分は市後(ボケ)側なのか武堂(ツッコミ)側なのかで、今後の人生が見えてしまう。ギャクなヤクザ漫画です。お勧め対象は「シュールギャクが好きな人。」「「ひなまつり」に暴力性が足りないと思っていた人。」「部下のゆとりっぷりを思い出して本を燃やさない人。」
2019/05/04
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