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あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 (ヤングジャンプコミックス)

あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 (ヤングジャンプコミックス)

あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 (ヤングジャンプコミックス)

作家
増田こうすけ
出版社
集英社
発売日
2022-04-04
ISBN
9784088923208
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あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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4 もはやベテランの域に達しつつある稀代のギャグ漫画家、増田こうすけ氏の漫画家になるまでの自伝。この人天才だなとは思っていたけど、初めて描いた作品で赤塚賞佳作、二作目で準入選、即座に連載決定と規格外の天才であるがゆえに、トントン拍子すぎて挫折らしい挫折が一つもない。デビュー作がそのままヒット作になる作家さんはいっぱいいるけど、漫画を描き始めてから連載までこの短期間、さらにそのままずっと第一線級というギャグ漫画家らしからぬピークの長さは、まさに天才としか形容できない。マジですごい。

2022/06/06

ozoz

山も谷もなし。順調すぎるマンガ家への道。日常は、著者の生きづらい日々が地味に効く。眉毛を寄せ、汗をかき、猫背でうなだれる。マンガだけ順調なことってあるんだなぁ。ギャグ日のデビュー作にして代表作ってのも、なんだか笑える。切なさをはらんだ乾いた笑い。全く喜ぶそぶりを見せないその姿、応援したくなる。

2022/11/06

ふじこ

フリーターの青年がその天才性を発掘されて漫画家デビューするまで。書店でマンガ入門セットに出会い、赤塚賞に投稿して佳作を獲り、自らも疑ってしまうほどすんなりとデビューしてしまう。渦中にいながら終始戸惑う様がリアル。担当さんからの連絡がなくて不安になり、もう一度赤塚賞に投稿してしまう辺りに彼の性格が滲み出ている。劇的なことは何も起きず、エッセイでありながら最終回のネタがなくなってしまってソードマスターヤマトのような終わり方で締めるのが最高に増田こうすけだなと感じた。

2022/04/21

猪子

増田こうすけ先生の自伝マンガ。肉が無理、って書いてあったけど前にTwitterでモスバーガー食べてたよな、と思って見返したらかき揚げとエビカツだったので今も肉が無理なんだなと思った。

2022/04/06

新天地

作者がギャグマンガ家になるまでの道のりを描くエッセイマンガ。とても人見知りでバイトにも就活にも上手く馴染めないが、マンガに関しては血の滲むような努力も劇的なドラマも無くとにかくトントン拍子に進むその経緯を読んでみると、増田先生はギャグマンガ家という天職になるべくしてなった、あるいはなるようにしてなったと言う印象を強く受けた。また、作者自身の人柄が良く出ていて既存作品のあのキャラやこのキャラなどもまさしくこの人が生み出したキャラクターという認識が深まりこれを機に過去作を読み返すのも良いかもと思った。

2022/05/04

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