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ロマンスの騎士 (1) (裏少年サンデーコミックス)

ロマンスの騎士 (1) (裏少年サンデーコミックス)

ロマンスの騎士 (1) (裏少年サンデーコミックス)

作家
武富智
出版社
小学館
発売日
2018-01-19
ISBN
9784091281494
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ロマンスの騎士 (1) (裏少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

500年前でもやや時代遅れの感があった騎士ジャックが現代日本のおっとりした高校生・木葉野巡に生まれ変わった。死の直前の無念さをいだいたまま。精霊のような存在マーリンに導かれ、出会った仇(の転生後)に勝つ為にフェンシングの道に進むが、仇はすでにフェンシングを辞めていて・・・。面白いし、絵も巧い。ジャックが暑苦しくて面倒臭いが、ひたむきで一直線な性格が何とも眩しい。熟年騎士だったから少年少女たちの間では空回りしちゃうのが可哀想でもあるが。殺し合いの世界からスポーツに変わってしまった騎士道に悩む巡(ジャック)。

2021/03/29

トラシショウ。

「聞かせて欲しい。君にとって名誉とは何か?」。16世紀、北イタリア。戦わなければ死ぬ時代、30キロを越える甲冑を身につけ民の為国の為に剣を奮っていた、ウザくてアツい騎士ジャック・ド・フォアは裏切り者の凶刃に倒れる。今際の際に出会った妖精の力で名誉回復の再戦を願い、再び目覚めた時、彼の心は500年後の男子中学生木波野巡の身体に入っていた。「もしも生死を賭けた戦いを生きた騎士がフェンシングをしたなら」。異色の来歴の少年がスポーツ競技としてのフェンシングに挑む姿を描く、風変わりなスポ根モノ(以下コメ欄に余談)。

2018/01/22

JACK

☆ 16世紀のイタリアで戦うフランス軍重騎兵隊隊長のジャック。飾られた重い甲冑に身を包む古典的な騎士。彼は敵軍の傭兵、細身の剣を使うランツクネヒトと決闘の末、命を落とす。しかし、彼の無念さは魔法使いマーリンに伝わり、21世紀の日本に運動が苦手な中学生男子として転生する事になる。生死を懸けて戦っていた本物の騎士がフェンシングをやったらどうなるのかを描く熱い物語。復讐ではなく、名誉回復のための戦いだ、というセリフが良い。武富さんの作品は「EVIL HEART」が大好きだったのでこの作品にも期待大。

2018/02/28

緋莢

お気に入りに登録している方の感想に興味を惹かれて、手に取りました。フランス軍重騎兵隊隊長ジャック・ド・フォア。騎士道を重んじるジャックは、火器を用い、戦場で我欲を満たすランツクネヒトに敗れ命を落とします。そのジャックが中学生の木葉野の中で目覚めます。因縁の相手・ランツクネヒトの生まれ変わり?も見つけますが・・・帯に<生死を懸けて闘っていた男が、現代の競技(フェンシング)で闘ったら?>とありますが、この巻だと、どうしても寸止めしてしまうため、プラスどころかマイナスに作用してしまっています(続く

2018/05/01

ケイティ

強引にまとめると中世の騎士が現代に転生してリベンジを目指す物語。相変わらず好きな作風なんだけど万人受けはしないだろうな……。取り柄のない少年(木葉野)が強くなる話なら解りやすいかもしれない。でも武富さんの漫画はいつも、誰かが変われば周りも変わるという当たり前のことをドラマティックに描き上げてくれるんです。今回も期待。

2018/01/19

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