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大ダーク (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

大ダーク (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

大ダーク (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

作家
林田球
出版社
小学館
発売日
2019-11-12
ISBN
9784091294869
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「大ダーク (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)」のおすすめレビュー

『ドロヘドロ』の林田球が放つSFダークファンタジー開幕! 設定の深さとダークな世界観に浸る

『大ダーク(1)』(林田球/小学館) 2020年にテレビアニメ放送が決定した人気漫画『ドロヘドロ』。作者の林田球氏は独特の世界観で多くの読者を虜にしたが、漫画は2018年9月に連載が終了し、ファンを大いに悲しませた。しかし林田氏はそんなファンの想いに応えるかのごとく、すぐさま新たな連載を始めることに。その作品こそが『大ダーク(1)』(林田球/小学館)である。

 物語は瀕死の宇宙漂流者がマフィアの船に拾われるところから始まる。漂流者が背負っていたリュックのような「ニーモツ」は闇の力を秘めた特別なニーモツ「アバキアン」であり、その事実から船のお頭は漂流者が「ザハ=サンコ」という人物であると気づく。実は「ザハ=サンコの骨を手に入れれば、どんな願いも叶う」という伝説が広く知られていたのだ。お頭はサンコを殺して宇宙の支配者になろうと企むが、自らの意思を持ち自由に動けるアバキアンに救出されたサンコによる逆襲を受け、マフィアは全滅。サンコはマフィアの骨を抱えて、悠々と帰途に就くのであった──。

 前作『ドロヘドロ』で好評だった少々グロテスクな描写やダークな世界観は…

2019/12/3

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大ダーク (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠る山猫屋

死ま田=デス(←キャラクター名です)の魅力にヤラれた。ヘイトフル4の後ひとりも気になる。ダークで不思議な空気感はクセになるかも。

2022/04/03

アマニョッキ

やだもうなにこれめっちゃ面白い!クロスワード全然解けんかったけど。みぼすぱん!あと装幀やば。かっこよ。カバー外してみてー。

2021/06/02

しましまこ

自力では絶対買わないこの表紙!読友さまのおすすめ本だ。パラ見で惚れましたよ宇宙が舞台でこれですかまずドロヘドロ一気買いしましたよグロくてエグくて闇で死で可愛くて爆笑だ!

2020/01/14

JACK

☆ マフィアの宇宙船が拾った漂流者は特別な力を持つ「闇のニーモツ」を背負った男だった。マフィアのボスはその男がザハ=サンコだと知り、歓喜する。ザハ=サンコの骨を手に入れれば宇宙の支配者になれるという伝説があるのだ…。前作「ドロヘドロ」に続いて描かれる本作品は独特の世界観が魅力的なSFでホラーなサスペンス。混沌とした設定、ダジャレ混じりのネーミングセンス、先の読めない展開が楽しい。

2020/05/30

karatte

漫画史上類を見ない、乱丁みたいな始まり方をした『ドロヘドロ』に比べると極めて常識的なスタートを切る本作。この絵柄で宇宙が舞台のSFか……そんな杞憂は初めの数ページで吹っ飛ぶ。どのコマ見ても、この人が描けば凡て林田節。ジャンルなんて些細なことはどうでもよくなる。今作も細部には拘るのに主要な部分は敢えて説明しないスタイルは健在。その骨を手に入れればどんな願いも叶うというザハ=サンコ。彼を含む〈4匹の害悪〉と、その抹殺を目論む光力塊の抗争が話の軸らしいが、そんな単純な展開で済むはずもなく。次巻〈オカイモノ〉。

2023/05/03

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