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AWAY-アウェイ- (2) (フラワーコミックス)

AWAY-アウェイ- (2) (フラワーコミックス)

AWAY-アウェイ- (2) (フラワーコミックス)

作家
萩尾望都
小松左京
出版社
小学館
発売日
2015-09-10
ISBN
9784091670700
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AWAY-アウェイ- (2) (フラワーコミックス) / 感想・レビュー

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アーちゃん

レンタル。1・2巻一気読みです。「お召し」(未読)は設定が12歳らしいのですが、あえてこの年代に変えたのは読んでいて納得、さすがだと思いました。久々の萩尾さんのSFを堪能できたのですが、最後がやや駆け足状態。せめてHOMEでの一紀たちがその後どうなったかは読みたかったです。小松左京さんの小説も探してみようと思います。

2016/09/20

まじゅ

河津センパイがカッコいい!生きるチカラだな、これは。前代未聞の厄災に遭遇したら、今の子どもたちだけでは生き残れないよなあ、と考えさせられる。この話のような極端な事はさておき、子どもたちにもっと教えるべき事が有るんじゃないかと。ストーリー的には最後にロジック持ってきてそれがターミネーターっぽかったりして、だからこそここで「完」でいいのだ。ハリウッド映画的に興業成績を残す為にシャバ臭くなっては興ざめだわ。萩尾先生のSFを読み返したくなった。もう何巡目かわからんくらい読んでるけど。

2015/10/22

ぐうぐう

0歳から18歳未満のAWAYと、18歳以上のHOME。AWAYで18歳を迎えるとHOMEへ移動し、HOMEで生まれた新生児はAWAYへ送られる。この徹底した設定は、実に周到に考えられている。AWAYは、18歳までしかいられない、いわば仮の宿だ。しかもそこには、未熟な子供達しか存在しない。そんなAWAYに、萩尾望都は世界の未来を託す。この残酷で非情な選択は、震災以降の政治をはじめとする日本の機能不全に対する、萩尾のシビアな心情の表れなのだろう。

2015/10/20

小鈴

完結。二巻でまとめきった!。これだけの人数の子ども達を取りこぼさず一人一人が活きている。内容にはあえて触れないが、物語が終わって次のページを開くと「なのはな」のPR。いまこの時を間違えるな、と作者は言いたいのだと改めてハッとした。

2015/09/10

阿部義彦

私が中学の時、担任が学級会の時間を潰して皆に聞かせたい小説が有ると言い、小松左京さんの「お召し」を朗読して下さいました。それだけ考えさせられる題材であったんでしょう。私もそれがきっかけで小松左京さんを読むようになりました。パラレルワールドものになるのかなあ?ネットのある時代の話にしたので思い込みが錯綜して不気味さを増しています。

2015/10/10

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