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フラングメンツ 1

フラングメンツ 1

フラングメンツ 1

作家
山本直樹
出版社
小学館
発売日
1997-02-01
ISBN
9784091792815
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フラングメンツ 1 / 感想・レビュー

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blackstone

作者がかつて「森山 塔」と名乗っていた事実を知り読む。やっぱり森山 塔だった…。浦山雪子は親の借金のカタとして町長の妾になる。町長は海場太郎(町長の名前は代々「海場太郎」だそう)。正妻の鳴子は毒薬マニアで元は妾だったが前の正妻を毒殺し正妻の座におさまったという噂を持つ。息子の名は肉彦。町長の息子、のはずなのだが母親が誰なのか父親が町長かもわからない、と自覚してる。この町は町長に完全支配されており、空き教室でこっそり雪子に手を出した同級生は翌朝、存在しなかったことにされていた…。少しエッチ、非常に難解。

2017/08/16

アズル

「あっ、これはキクチくん」年末の全巻買いで、この本を買いました。そうだ、この本は大学時代に付き合っていた彼氏の友達・キクチくんの部屋にあって読んだんだった、多分。雪子ちゃんのように、イカの虫でお腹を壊したことも思い出しました。

2019/01/11

かおる

再読。特殊性癖もここまでドライに淡々とシュールに描かれていると、かえって清々しい。このドライな視点と描写は後の連合赤軍を題材にした「レッド」シリーズに通じるものがある。『夕方のおともだち』のSM女王ミホさんがなんだか素敵に見えてしまう不思議。「あなたの痛みと叫びと快楽の全部が料金となり、やがてこうして実を結んだって(クルマを買えたって)わけ」

2022/01/28

さえきかずひこ

15年ぶりくらいに再読。やっぱり良い。

2013/09/08

ますりん

このシリーズは短編集なのかしら。親の借金のため高校生で市長の妾になった雪子さんの物語(おっ、肉彦くんがいる)と、「夕方のおともだち」を併録。この表紙の破壊力たるや。ジャケ買いで買った人も多いんだろうな。こんなにシュッとした女性の後ろ姿を描けるのは山本直樹さんと江口寿史さん、上條淳士さんくらいかと。山本直樹マイブームが止まらない。

2022/08/06

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