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日本短編漫画傑作集 (6)

日本短編漫画傑作集 (6) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

俺にとって1980年代から90年代は、岡崎京子とよしもとよしともの時代だった。この先、岡崎京子の新作を読むことは叶いそうにないし、寡作にもほどがあるよしもとよしともにしたって新しい単行本が刊行されるのは夢のまた夢だろうから、このようなアンソロジーに二人の作品が並んで収録されていると、もうそれだけで幸せな気分になる。時代の重さではなく軽やかさを感じさせる「初恋・地獄篇…またはヨーコと一郎…」をあえて選ぶ江口寿史の意図が岡崎漫画の本質を突いているし、愛すら覚える。(つづく)

2021/08/02

ruki5894

どうしても岡崎京子が気になる。これは病気だな。何一つ共感できず、嫌悪すらある世界ばかり描いているのに、必ず見つけると読みたくなる。手に入れたくなる。そして読むと必ず泣きたくなるのだ。必ず、泣きたくなる。そして思う。あぁ私はもうおばあさんなんだなと。病気だな。よしもとよしともが同じ短編集にあるのも良い。オザケンの歌が気持ち悪くて吐きそうって…。面白かった。

2021/12/02

ムーミン2号

このシリーズの最終巻。対象は1986年から2014年と30年近くであり、既刊5冊がそれぞれ4年間から8年間が各巻の対象だったのと大きく異なっている。ワタシ自身はそれほど惹かれる作品はなかったという偏ったマンガ読者であることを実感した巻でもあった。第二弾や女性マンガ編が出るのか出ないのか、二匹目のどじょうがいるのかいないのかは分からない。日本の漫画の世界は多様で広いものなんだ、というのをいやでも感じさせられるシリーズだった。

2021/08/22

mittsko

最終巻。実に面白いシリーズだった!これはなんとしても、第二期なり、「少女・女性漫画編」なりを出していただきたい! ※ 全員ではないけれど、さすがにボクでも知っている漫画家さんがいっぱいの12篇。個人的に一番好かったのは、岡崎京子「初恋・地獄篇 またはヨーコと一郎」だな。本巻になって、何かすごく「自由」な感じがした。作家の個性が発揮されているのかもしれないし、漫画界の位相が変わったのかもしれないし、単に初出年代が幅広いからかもしれない。悠々と自在に、筆も物語も進んでいくのが気持ちよかった。

2021/08/11

もくもく

全6巻のうち第6巻は、コレまでとちょっと毛色が違った作品が選ばれている感じです。収録作の発表時期も、1986年から2014年までと幅が広く、コレまでの多くの作品が作者の20~30代の作であったのに対して、村野守美 56歳、江口寿史 42歳、とり・みき 52歳、あだち充 62歳…なんて作品が並んでいたりして、日本の漫画を取り巻く環境が(漫画家の年齢幅も、その描画や表現方法も、題材やストーリーも…)どんどん拡大を続けて今に至っているってことなんでしょうね。今後の続刊を希望したいところです。

2021/08/21

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