異色野球漫画短編集 変華球
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異色野球漫画短編集 変華球 / 感想・レビュー
kentaro mori
甲子園へ船で向かう途中、船が難破して、3人で甲子園に出場する中島隆博『くたばれ甲子園』、弱小球団(阪神)を応援することイコール私であるという生き様!さそうあきら『ハギワラアキコの1997年』、甲子園敗退後、高校に立てこもり麻雀をやり続ける松本大洋『夏でポン!』など、この多様性こそが野球である。
2022/06/02
ライアン
異色野球漫画短編集というだけあっていろんな作家の短編野球漫画が集まってます。とんでもないのもあったけど(笑)。え?、この人も野球漫画描いてたんだという驚きもあり。吉田戦車とかゲゲゲの鬼太郎の野球回とか。収録作で読んだことあるのはそにしけんじ「猫ピッチャー」あだち充「同級生」かな。手塚治虫、弘兼憲史、かわぐちかいじの作品がよかった。ブレイク前の弘兼憲史の作品はいかにも弘兼氏的な感じでした。
2022/04/30
ムーミン2号
‟異色”と銘打ってあるくらいだから、野球漫画の王道からは少し外れているのだろう。が、「変華球」ともあるくらいだから、単にアウトロー作品、というわけではないのだろう。選定者さんによるとあだち充作品はもともと王道野球漫画からすれば‟異色”だということだが、ワタシにはあだち充作品が野球漫画の中では一番肌に合っている。手塚さんにも野球漫画があるとのことで一作収められているが、野球は借り物だ。高橋留美子、さおうあきら、水木しげるも野球漫画を描いていることそのものが‟異色”だろうが、作品はなかなか良い。
2022/05/06
siomin
野球漫画のアンソロジー,とはいってもかなり「変化球」揃い。王道ではなく,人間以外が野球をしたり,野球には縁がなさそうな漫画家が野球漫画を執筆していたり,実に様々。ゲゲゲの鬼太郎も野球をしていたとは驚きだし,手塚治虫も野球漫画を描いていたとは。阪神タイガースを題材にしたものがけっこう目立つのはなぜなのか,そしてこういうときに話題にならないドラゴンズは何なのか問いたいが,選者の志向なのかしらん。
2022/06/18
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- 作家
- 高樹 はいど
- 野澤 裕二
- 大和 正樹
- 玉置 一平
- 徳光康之
- はらだ かずや
- 黄 文雄
- 出版社
- 徳間書店
- 発売日
- 2018-02-28
- ISBN
- 9784198645687