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田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッグコミックススペシャル)

田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッグコミックススペシャル)

田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッグコミックススペシャル)

作家
田中圭一
出版社
小学館
発売日
2017-01-12
ISBN
9784091893116
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田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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mitei

いろんな漫画家の二世に注目してその漫画家が愛した食事をしながら、インタビューするという企画。インタビュー毎にその漫画家の絵に合わせて書く著者の技術に脱帽した。

2017/07/08

鱒子

天才模倣漫画家、田中圭一が、有名漫画家のご子息とともに、漫画家の好物を、そのタッチで紹介するーーという漫画。すべての絵は田中さんが、その漫画家に似せて描いたものです。素晴らしい画力!!どの話も面白いのですが、一番印象に残ったのは、第二十話相原コージさんの所です。ギャグ漫画家の悲哀をひしひしと感じます。かつて田中さんが描いた、ちょっとエロなギャグ漫画「ドクター秩父山」がちょこっと載ってて嬉しいです。懐かしいな。ケロタン気持ち悪かったな(^◇^;)

2017/01/21

ホークス

2017年刊。著者の仕事はユニーク。うつ病体験を踏まえた前向きな「うつ抜け」、手塚治虫などのタッチで描くサイテーギャグの「神罰」など、目が離せない。本書では、手塚を含む有名漫画家の好物を息子や娘にインタビューし、本人タッチで漫画にする。その数23人。サイテー度は抑えめで、私的なエピソードが深い。『ど根性ガエル』後の吉沢やすみがアイデアに苦しみ漫画家を辞めた事、ソルマックのCMまで長らく困窮した事を、息子から聴いて吉沢タッチの漫画にするって、度胸があり過ぎる。『アストロ球団』の中島徳博の回も強烈でした。

2021/08/05

しましまこ

手塚治虫先生をはじめ、ちばてつや先生、赤塚先生…何と23名の先生方のお子様に好物、思い出等をインタビューしたグルメレポートマンガ。美味しそうなお料理もいいけど、池上遼一先生が、小学生の美術の宿題に代わって描いたのが昇り龍の絵とか、諸星大二郎先生が深夜アニメを『おそ松さん』を見てるー!先生ごとにイタコ筆致で絵を変え紙も変え、スゴイよ、田中先生!面白かった~。

2017/11/20

阿部義彦

もう2版ですか!売れてますね。それもそのはずあの贋作漫画家の田中圭一が有名漫画家のご子息と直接会って、好きな思い出深い食べ物を語り食事しつつ、親としてのあり方素敵なエピソードに話を傾けます。毎回涙搾り取られる事必至です。またそれをその漫画家になり切って作画をなさってます。面白すぎ!いがらしゆみこさんなんて息子さんをここまで調教してたなんて、ある意味天晴れ。また、石坂啓さんの元祖モンスターペアレントぶりも彼女の他人を思いやる心故!痛快というか実にらしいですね。とにかく一読をお勧めします。生きる力が湧きます。

2017/02/23

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