諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから (ビッグコミックススペシャル)
ジャンル
諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
ライマウ・フレツリー
「河畔にて」の世界観が凄い…怖い(^^)セルフパロディながら、上流世界(文字通りの意味で笑)の数ページだけタッチも変わって、なんか深い!
2018/02/03
こら
初収録をこんなに読める喜びったら、もう!!ただ、今回のはちょっと密度が落ちるかな。「闇綱祭り」がやはり一番モロっぽくてよかった♪にしても、ついに諸星作品だけで、本棚まるまる一個埋まっちまいました(笑)
2018/01/31
くさてる
いいよなあ。なにがこんなにいいんだろうなあ。どこまでも不安定で、微妙に怖くて、なのにどこか明るくて不思議。表駄作がとても好きだ。子供のころのなにかへの恐怖をこんなにリアルに、救いがあるかたちで描いた話ってないと思う。「ゴジラを見た少年」はあの白衣の男の正体できゅんとなったところでラストで慄然とさせられた。傑作。その他の作品も、このひとじゃないと描けないモノばかりで楽しめました。
2018/11/07
しましまこ
短編集。異界と繋がる祭りの恐怖、お化けのルールは誰が決める? 影には私以上に怠けてもらわんとな。恐ろしいゴジラ、空気のような…スゲーよ、おっさん!諸星節堪能。
2017/12/31
ぐうぐう
単行本初収録作品を多く含む、諸星大二郎劇場第1集『雨の日はお化けがいるから』。諸星の初期作品に「不安の立像」という短編があるが、巻頭の「闇綱祭り」からして、まさしく不安が物語を支配し、立像としてのドラマが描かれている。とはいえ、お得意の中国ものや、サティの曲をシュールにコミカライズしたもの、ライトなギャグものと、実に多彩なバリエーションを感じさせる短編集だ。もちろん、そのどれにも、不安はきちんと立ち上がっている。
2017/12/30
感想・レビューをもっと見る