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健康で文化的な最低限度の生活 (6) (ビッグコミックス)

健康で文化的な最低限度の生活 (6) (ビッグコミックス)

健康で文化的な最低限度の生活 (6) (ビッグコミックス)

作家
柏木ハルコ
出版社
小学館
発売日
2018-01-30
ISBN
9784091897862
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生活保護受給者たちのリアルな実態…ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話に感動の声続出

『健康で文化的な最低限度の生活』6巻(柏木ハルコ/小学館)

 2018年7月17日(火)に、ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話が放送された。初回から重めの内容にネット上では、「いろいろ考えさせられる作品だな」「軽い気持ちじゃなく真剣にみるべきドラマ」と話題になっている。

 柏木ハルコの漫画を原作とした同ドラマは、“生活保護”のリアルに迫る青春群像劇。主人公・義経えみる(吉岡里帆)はかつて映画監督を目指したが挫折し、安定と平凡を求めて公務員に。しかし栗橋千奈(川栄李奈)、七条竜一(山田裕貴)といった同期とともに配属されたのは、激務として名高い生活保護受給者を支援する“生活課”。えみるは配属初日にもかかわらず、先輩ケースワーカー・半田明伸(井浦新)から110世帯の担当を任されることに。福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるは、大きな不安と戸惑いの中でケースワーカーとしての道を歩み始めた。

 ある日、役所に1本の電話が。えみるの担当受給者である電話の主は、突然「これから死にます」とだけ告げて電話を切ってしまう。大慌てのえみるにたいして、前任者…

2018/7/23

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生活保護のリアルに迫る…『健康で文化的な最低限度の生活』が吉岡里帆主演でドラマ化決定!

『健康で文化的な最低限度の生活』6巻(柏木ハルコ/小学館)

 生活保護をテーマとした作品『健康で文化的な最低限度の生活』が、吉岡里帆主演でドラマ化されることが決定。「これはドラマ化してほしかった作品の一つ」「重いテーマだからこそ楽しいドラマにしてほしい」と期待の声が寄せられている。

 柏木ハルコが手がける同作は、新卒で福祉事務所に配属された公務員・義経えみるを主人公とした青春群像劇。安定を求めて公務員になったえみるだったが、配属されたのは生活保護の受給者を支援する“ケースワーカー”の仕事だった。ケースワーカーの仕事は、受給者をサポートしながら彼らが自立に向かって歩んでいけるように支援すること。えみるは担当するそれぞれの暮らしや人生に寄り添い、彼らが明るい未来へと歩んでいけるように真摯に向き合っていく。

 原作は『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の作品。読者からは「生活保護の実態が分かりやすくて勉強になる」「とてつもなく重いテーマだけど前向きに描かれていて救われた」「これが現実で起きてる話だってもっと世間に知られるべきだと思う」「主人公が割と今ど…

2018/5/20

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健康で文化的な最低限度の生活 (6) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

yoshida

アルコール依存症編。吾妻ひでおさんの「失踪日記」でもアルコール依存症は詳しく描かれている。私は下戸なので実感としてアルコールに依存してゆく感覚はあまり分からない。人々それぞれの環境でストレスがあり、たまたま頼ったのがアルコールということなのだろうか。闇は深い。専門病院から退院しても再飲酒してしまう確率が高い。結局は本人の力で酒を絶つしかないのであるが。やはり断酒会やAA等の自助グループの存在は大きいと思う。一人で酒と向き合うより、同じ悩みを持つ人々と話し酒と向き合う。孤独ではないという状況が大切と感じた。

2018/02/01

しいたけ

えみるちゃんも福祉事務所のケースワーカー2年目になった。はじめの頃はその甘ちゃんぶりを鼻で笑って読むようなこともあったが、なかなかどうして、立派な成長ぶり。話も脂がのってきた。「アルコール依存症編」の完結巻だが、とても良かった。底辺でもがく人への作者の温かい眼差しが感じられる。同じ空の下生きる人として、知らん顔でやり過ごせない熱さが見える。次章は「子どもの貧困」とのこと。楽しみにしている・・・っていっていいのかしら。問題が問題だから。

2018/01/30

hiro

前巻から続くの「アルコール依存症編」の完結編。毎回ケースワーカーというの仕事の難しさ、大変さを感じることができるこの漫画だが、今回はアルコール依存症という病気のついてとその怖さがよくわかるが、アルコール依存症から抜け出し、断酒を継続していくことの辛さ、大変さが強く印象に残った。きっと丁寧な取材の賜物だと思う。続いて7巻に進みます。

2020/04/16

読特

前巻から続くアル中の話。真の酒好きは依存症などならない。ビール、焼酎、日本酒、洋酒、ワイン…彼らはそのものの価値が分かっている。一杯一滴を大切に味わう。無闇に飲み過ぎることなどない。本当は酒など好きではない人が中毒になる。得てして彼らは真面目である。味わう以外の目的を大事にする。「酒と泪と男と女」ーー酒で苦しみを忘れることなどできない。前後不覚に陥るだけだ。それでもやめられないのは、悩みを吹き飛ばしてでも、やらねばならぬことがあるからだ。律儀である。同じ轍に嵌った人こそが分かりあえる。助けねばならない。

2022/09/22

よっち

入院こそしたものの、働きはじめて一見事態は好転し始めたかのようにも見えたけど、そんな簡単には回復できずに苦しむ赤嶺。立ち直るようになるまでほんと大変なんですね…人に頼れなくなってアルコールに頼るようになるとか自助グループ参加とか、未だ知らないことがたくさんあるんだなとこういう話を読むとしみじみ思います。

2019/08/10

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