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GIGANT (1) (ビッグコミックススペシャル)

GIGANT (1) (ビッグコミックススペシャル)

GIGANT (1) (ビッグコミックススペシャル)

作家
奥浩哉
出版社
小学館
発売日
2018-05-30
ISBN
9784091898753
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GIGANT (1) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

セクシー女優パピコとお坊ちゃんな高校生・零の日常の描き方が巧い。予想を裏切らないというか、パピコにはしょうもないヒモがいたり、零は実に平均的なおとなしめな高校生だったり。これは一歩踏み違えたら、ありきたりなストーリーに転落しちゃうぞ、って。もちろんGANTZや犬屋敷のように破天荒な展開が待っているわけだから、その並列感とのバランスが(今のところ)絶妙。さて、どう転がるかな。

2021/11/27

兵士O

読メの某友人のレビューを何気に読んでいて、表紙の巨乳の女の子の絵が気になっていました(僕はおっぱいに弱いのですよ)。しかし、表題の「GIGANT」??? 巨人??? と、どうも内容が掴めない(汗)。そんな時に某中古書店で、別なコミックを探している際にこの本を見つけて即購入しました。しかし、AV女優というヒロインはまだいいとしても、うんこが街に降ってくるとか、未来人のブリーフのおっさん(しかも絶命すると人形になる!)など、読者をおちょくっているのか? というような怒涛の小ネタが続き、頭を抱えています(汗)

2021/12/13

トラシショウ。

映画プロデューサーを父に持ち、それなりに裕福な暮らしを送りながら何となく映画監督を目指したい少年・零は、密かに大ファンだったAV女優・パピコが同じ町に住んでいる事を知り、偶然から彼女と親しくなる。轢き逃げにあったコスプレじみた中年男から奇妙な「時計」を右手に植え付けられた彼女を巡り、零の代わり映えのしない日常はジワジワと非日常へと移り変わっていく。「GANTZ」「いぬやしき」と出版社を渡り歩く作者の新作は、またしてもジャンル分け不能な(あえて言うなら恐らく)SF。また珍妙な導入だなぁ(以下コメ欄に余談)。

2018/06/01

ぐうぐう

画に対する違和感がある。人物の左右のバランスが微妙に違っていることで起こる違和感は、奥浩哉の画力の低下にあるわけではなく、意図されたものの可能性が高い。そもそも主要キャラの一人、パピコの胸の大きさは、その細い身体には不釣り合いであり、彼女がAV女優である理由はバランスを崩すことに最大の動機があるはずだ。つまり、タイトルになっている巨大化が起こす、バランス崩壊の象徴が、そこかしこに配置されているというわけだ。バランス崩壊により導かれるのは、世界の終わりと純愛の奇跡。『GIGANT』はたぶん、そういう物語だ。

2018/06/01

レリナ

奥先生の作品を初読み。いやー面白かった。初めから展開がスピーディで読みやすかった。ヒロインが巨大化したり、謎のおじさんの登場と言ったまだ一巻なのに引き込まれる展開の連続。一体この漫画はどこまで読者を引きつける魅力を兼ね備えているのだろうか。まだ世界観が明らかになっていないところが多いので、あっと驚く展開を期待したい。これはいい漫画に出会えた。次巻に期待。

2018/06/04

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