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夢みる頃をすぎても〔小学館文庫〕 (1) (小学館文庫 よA 8)

夢みる頃をすぎても〔小学館文庫〕 (1) (小学館文庫 よA 8)

夢みる頃をすぎても〔小学館文庫〕 (1) (小学館文庫 よA 8)

作家
吉田秋生
出版社
小学館
発売日
1995-06-17
ISBN
9784091910080
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夢みる頃をすぎても〔小学館文庫〕 (1) (小学館文庫 よA 8) / 感想・レビュー

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ファッションやヘアスタイルから察するに、30年位前の話なのかな。セリフの口調のせいか、昔のアメリカの高校生を描いたTVドラマシリーズがちらっと浮かんだ。今の高校生とはまるで雰囲気も言葉遣いも違うけれど、受験や恋愛など通して経験する事や想い、友情の形はいつの時代も変わらないよなと思う。ただ、個人的には引き込まれる部分が少なく、あまり集中して読めなかった。唯一、すごく心揺さぶられ、深く共感できたのは「ジュリエットの海」と「解放の呪文」。とても短い作品ながら、年月を経た関係と想いにじわじわくるものを感じた。

2013/06/21

アイアイ

青春期全8篇。好きな女子は友達の彼女、失恋、初体験。高校生活から制服を脱ぎ捨て大人になっていく大学時代。「あの人はいつも友だちにかこまれていて、わたしもわたしの友だちのことでせいいっぱいだった」短編の「ジュリエットの海」が好き。透と哲郎のBLがちょびっと入った悲しい友情がいいな。▽図書館

2015/06/28

neimu

これまた導入編。女の子ってこうだよねぇ。今もそうかなあ・・・。

2007/06/16

アキ

「海街diary」の6巻まで読んだところでそれ以前の吉田秋生作品を遡って読むことにして「ラヴァーズ・キス」に次いで手にした作品。よくよく見ると、カバーのモノクロ写真はなんとアラーキー(荒木 経惟)!しかも女の子たちが遊んでいるのは「ゴム跳び」?昭和のど真ん中で夢見ていた世代としては、タイトルも絵のタッチも内容もノスタルジックな匂いがハンパなく、なんとなく照れくさくなるような一冊でした。

2015/03/30

くろうさぎ

タイトルを検索して見つけた懐かしい作品…。立ち寄る数軒の本屋さんの在庫を調べて一軒だけ在庫ありだったので、即購入しました。再読しても、やはり懐かしい…!ページのあちこちに自分も過ごしてきた瞬間の気持ちが詰まっていました。「楽園のこちらがわ」からの連作短編は、眩しいくらいの若さや、若さゆえの苦しくてたまらない気持ちで溢れていて、すごくいい…。表題作の「夢みる頃をすぎても」の終わり方も好きです。

2017/09/17

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