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TAIYOU: 自選画集

TAIYOU: 自選画集

TAIYOU: 自選画集

作家
松本大洋
出版社
小学館
発売日
2018-02-28
ISBN
9784091990549
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TAIYOU: 自選画集 / 感想・レビュー

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ぐうぐう

『101』から数えること、19年ぶりとなる画集。自選集だけあって、松本大洋お気に入りのイラストばかりが収められていて、存分に見応えがある。こうやって約20年間の仕事を振り返ると、『竹光侍』で薄墨を使うようになったのが大きな転機だったのだなと気付かされる。絵柄にバリエーションが一気に増えた。自身の漫画作品だけでなく、小説やCDのジャケット、絵本や教科書の表紙まで、実に多彩な仕事っぷりが楽しい。自分の描く子供が好きだと言うだけあって、子供を描いたイラストはどれも惹かれる。(つづく)

2018/03/04

遠い日

時折挟まれるエッセイのような、不意にこぼれたような短いテキストにお人柄がにじむ。どこかレトロで懐かしい色使い、人物画の清廉な、でもそこはかとない色気に惹かれます。これだけたくさんのイラストをいちどきに見られて大満足です!

2022/01/14

カイ

画集です。松本大洋大洋の漫画はどれも好きですが、画集も、毎回楽しみです。漫画の1場面、1場面が、どこを切り取っても、Tシャツや、マグカップ、トートバッグなどの顔になるような絵。空間の使い方が、バツグンに上手く、今回は、画集の和風の色使いが和む。手を描くのが好きというだけあって、指が美しい。線が、筆が、描き慣れていないと、決まらない絵に、ページを開く度に、心奪われる。

from83

どの絵ももちろん素晴らしいが、「七人の侍」のイラストがすごく好きです。 オビに『絵はたのしい。』とあるように、眺めていると絵を描きたくなる。"描いている最中のたのしさ"までも伝わる。そうだよな、絵を描くってこういうことだよな…と。デジタル技術、SNS、バズり絵などとは全く別の次元にある、理想の絵しごと。

2022/07/06

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