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春風亭一之輔のおもしろ落語入門

春風亭一之輔のおもしろ落語入門

春風亭一之輔のおもしろ落語入門

作家
春風亭一之輔
山口晃
出版社
小学館
発売日
2016-03-30
ISBN
9784092271821
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春風亭一之輔のおもしろ落語入門 / 感想・レビュー

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ケイ

なかなか面白いネタを集めているのが、一之輔さんらしい。実際にご本人が話されているところを聞いたのもいくつかあったので、ご本人の声で聞こえてきた。各落語のあとの説明もわかりやすくていい。泥棒の話が縁起がいいって知らなかった。「お客さんの懐を狙おう」ってんで、景気をつけたい寄席の初日なんかにやるそうです。へ~え。でもね、おもしろい話七つををこんなに短くまとめてサゲのとこまでされちゃったら、もったいないですよ。二つくらいにしといて、寄席ではね…、とかもすこし説明あってもよかったと思う。

2016/06/02

Kanae Nakajima

先日行った落語会で入手。サインしていただきました。絵は山口晃さんなんですが、一之輔さんのまつ毛が麗しくてなんだか可愛い。キリッとした風情で粗忽者を演じるので、そのギャップが最高に面白いと感じるのですが、この本もその語り口が思い浮かぶ、リズム感のある文章なので、読んでいて楽しい一冊でした。

2017/07/30

アマニョッキ

本日サインしていただいた本。一之輔さんが選んだ七席のお噺が、すべて大きな文字とふりがな付で書かれているお子さま向け落語入門書ですが、大人が読んでも十分に楽しめます。「鈴ヶ森」「初天神」は一之輔さんの十八番。「あくび指南」は一之輔さんのものを聴いて初めて面白いと思った根多。そして大好きな「井戸の茶碗」は一之輔さんでは聴いたことないな。いつか福岡で掛けてくれるといいな。山口晃さんの挿し絵も楽しいのでうちの息子にも読んでほしいけど、大切なサイン本をがさつな息子に渡すのは怖いというジレンマ。

2017/07/17

なお

著者はご存知、笑点メンバーの春風亭一之輔さん。児童書ではあるけれど、内容は間違いなく老若男女が楽しめる。演目は「転失気」「鈴ヶ森」「井戸の茶碗」等。古典に忠実に、けれども一之輔さん流な現代的な笑いもあってそこが良かった。私の好みは「堀之内」。粗忽者すぎるおとっつあんの噺。私もそそっかしい事には人後に落ちないが、ここまでおっちょこちょいの人は見た事がありません(^^)挿絵は都市鳥瞰図を描く山口晃さん。本書の裏表紙は、楽屋を上から見た「吹き抜け屋台」で描かれる。山口さんは幼少時から落語に親しんでいたとの事。

2024/01/28

またおやぢ

この本に集められた全ての噺を知っている事もあり、購入から20分程度で読了。師匠の独演会の終了後のサイン会を待つ列でのお話。それにしても、ここに集められたのは師匠のお気に入りの根多なんだろうなぁ~『初天神』の父親の台詞回しなんかは、彼の口調そのままだもの...なんてニヤニヤしながら読み終わり、師匠にサインを頂きました。家宝にはしませんが、大切に保管しようと思う一冊。

2016/06/11

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