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日本はこうしてつくられた2 鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる

日本はこうしてつくられた2 鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる

日本はこうしてつくられた2 鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる

作家
安部龍太郎
出版社
小学館
発売日
2022-06-29
ISBN
9784093434461
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日本はこうしてつくられた2 鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる / 感想・レビュー

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ミネ吉

歴史小説家・安部龍太郎さんの歴史紀行。元は雑誌サライの「半島をゆく」という連載のようだ。タイトルから鎌倉時代を期待して手に取ったが、それに限らず室町~戦国時代あり、明治時代有りとバラエティに富んでいる。思っていた内容とは違ったが、北海道~青森あたりの北方史、瀬戸内海の村上海賊など、興味深い内容が多く読んで良かった。ぜひ行ってみたいと思ったのは、青森の津軽半島。岩木山神社、誓願寺山門の独特なデザインが目を引いた。安部さんは津軽の土着の風土から生まれた芸術と捉えているようで、その土地をぜひ体感してみたい。

2023/12/11

鬼山とんぼ

前編と比べるとややボルテージが下がった。やはり邪馬台国とか戦国時代の方が謎解きの面白さがあって引き込まれる。とはいえ鎌倉は平氏系だった北条氏らが源氏から権力を奪うたくらみだったとか、悪辣で天下取りまで目指した伊達政宗とか、著者の小説とセットで読むと楽しめる話題が多く、それなりに面白くはあった。やはり個人が単独で行っても深い歴史探訪にはならず、地元の研究者がガイドしてくれないとだめですね。

2022/12/22

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