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サイクリング・ブルース

サイクリング・ブルース

サイクリング・ブルース

作家
忌野清志郎
出版社
小学館
発売日
2006-06-08
ISBN
9784093665322
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サイクリング・ブルース / 感想・レビュー

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booklight

なぜか忌野清志郎に、自転車がよく合っている。『自転車はブルースだ。楽しくて、つらくて、かっこいい』なるほど。飾らない忌野清志郎が垣間見れて、ちょっと分かった気がする。ハバナで社会主義の現実と現地の人懐っこさに触れたり、沖縄では複雑な気持ちを持ちつつ3度も行ってなぜか完走できなかったり、九州まで一念発起で10日で行ってみたり、「生まれ変わったらサラリーマンになって毎日自転車で通う」と言ってみたり。自転車と忌野清志郎の魅力が絶妙に混ざり合って気持ちのいい本でした。

2021/06/12

かっぱ

歩きではあまり遠くまではいけない。車では街の空気や人々の息遣いは感じられない。だから自転車のスピードがいちばんぴったりとくる。そして自転車を漕ぐことが、ブルースになる。清志郎が自転車に乗り始めたきっかけは、いざという時に自分の子を助けられるだけの体力を持たないといけないと感じたから。50歳を前にしてのこと。やり出したら何事も徹底する人だ。国内だけじゃなく海外にも行っちゃう。巻末に清志郎が実際に走ったコースも紹介されていて、その一部だけでも走ってみたくなる。

2015/06/14

hukkey (ゆっけ)

自転車があればどこへでも行けそうな気がする。単なる移動手段だと考えていると何故か制限される行動範囲が、長くゆっくりと走りたい、生きていくためにイイ感じだと思えば、それが無限に広がるように見えるのが不思議だ。主要な観光地を旅行するだけでは見えてこない空気感や社会情勢もある。「自転車はブルースだ」とはなんとも著者らしい。自転車愛が綴られたこのフォトエッセイであり指南書は10年以上前の作品で、古い内容もあるが楽しむポイントは変わらない。飛行機の輪行が自分にはハードル高いけど、いつか沖縄とか海外を走ってみたいな。

2022/01/23

ぜんこう

清志郎のサイクリング(キューバ/ハワイ/沖縄/九州/四国/箱根/東北)と愛車オレンジ号の写真集のような本でした。 長いこと乗ってないクロスバイクにたまには乗って風や道をまた感じたくなります・・・暑いだの寒いだの風が強いだのと乗らない言い訳ばかりの昨年でした(^^;) ~~~自転車はブルースだ。底抜けに明るく目的地まで運んでくれるぜ。

2019/02/28

バトルランナ-

今、読むと古いな~。ポラールって勢いあったよねえ~!懐かしい感じ。逆にアソスってこの時代からあったんだ!著者が自転車始めたのが50歳だったり、始めた理由が80歳の男性が雪山で子供の遭難を助けた記事だったり。時間潰しにいい感じでした!5点満点で3点。

2015/03/30

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